1方向天井埋込カセット形について

部屋の隅に設置したい時は

業務用エアコンを取り付けする場合、できる限り広い面積に風を行き届かせたいため、部屋の中心に取り付けすることが多くなります。

ただ、部屋の構造上、どうしても中心に取り付けすることができず、隅に取り付けしなければならない場合もあります。

そんな時は、1方向天井埋込カセット形のタイプがおすすめです。

例えばビルや大型の施設では、基本的には大きな部屋がメインとなるのですが、小会議室や倉庫、作業場などの小さな部屋もあります。

そういった部屋に最適なのが、1方向天井埋込カセット形です。一体どんな特徴があるのか、また価格はどれぐらいなのか、見ていきましょう。

1方向天井埋込カセット形の特徴

吹き出し口が1方向のタイプとなっているため、吹き出し口を壁と反対の方向にすれば、上手に風を送り込むことができます。

また、天井に埋め込むのが基本となりますが、下がり天井にも対応しており、下吹き出し、前吹き出しにも対応しております。

また、最近の業務用の空調は、床温度センサーと人検知センターが備わっております。人がいるところを検知して、直接風が当たらないように、風向きを変えたり風量を調整し、快適な環境をつくります。

また、温度は床から決まります。

例えば冬は床から温めなければ、部屋全体が温まることはありません。

床温度センターが、床の温度を検知して、そこから部屋の最適な温度にするには、どれぐらいの温度と風量を送り込めばよいのかを自動的に調整してくれるのです。

おすすめの取り付け場所は、飲食店や、事務所、倉庫などの比較的広くない場所です。

部屋の大きさでいえば、10畳から20畳程度の広さが理想的です。

ただ人検知システムが付いているとはいえ、風を一方向から送り込むタイプなので、直接人に風が当たる可能性があります。

そのため、極力部屋の隅に取り付けするなど、人に当たらないように工夫が必要となります。

ただ、中には前吹き出しタイプのものもあるので、取り付けする部屋のタイプに合わせて、吹き出しを選ぶのがベターです。

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