夏の厳しい暑さ、冬の凍てつくような寒さを乗り切るには、業務用エアコンの力が欠かせません。
そんな業務用エアコンについてですが、現在販売されている業務用エアコンは大きく分けると、埋込タイプか露出タイプのどちらかしかありません。
それぞれの特徴やメリットなどについて解説します。
見た目にこだわりたいという人に、おすすめなのがこの埋込タイプです。
これは、名前からも想像することが出来ると思いますが、本体、つまり室内機を天井内にすっぽりと収めて設置をするというものです。
外から見えるのは、業務用エアコンの化粧パネルだけになります。
すっぽりと収まるので、見た目も綺麗です。
見た目を重視したいという人におすすめです。
もう1つが、露出タイプの業務用エアコンです。
この露出タイプはさきほどの逆で、業務用エアコンの室内機が外に出ているというものです。
大きなメリットとしては、露出タイプのように大きな穴を開ける必要がないということです。
また、一般的に埋込タイプよりも設置がしやすいと言われています。
埋込タイプよりも取り付け費用が安いというケースがほとんどです。
天井に業務用エアコンを設置するスペースがないという時などにも設置されます。
露出タイプにも色々なものがあります。
部屋の中央ではなく、隅の方に設置をする場合には、天井吊形がおすすめです。
部屋の隅でも部屋全体に、冷風や温風を送ることが出来ます。
学校の教室などに設置されることが多いです。
また、天井部分や床に設置することが出来ないという場合には、壁掛形を設置するケースが多いです。
この壁掛形は、家庭用と同じように設置を行いますが、家庭用とは風量が大きく異なります。
業務用の壁掛形の方が強力です。
床に設置するスペースがあるという場合や、ちょっとしたスペースに業務用エアコンを設置したいという場合に、設置されるのが床置形です。
床に固定して設置をするタイプの業務用エアコンで、他のタイプの業務用エアコンと異なり、高い場所に設置しないので、圧倒的にメンテナンスが楽です。
メンテナンスを容易にしたいという場合などにおすすめです。
このように、色々なタイプのものが販売されています。
それぞれの状況、環境にあったものを購入するようにしましょう。
どれがよいかわからないという場合には、販売業者に相談してから決めるという方法もおすすめですよ。