一般的に販売されている業務用エアコンの本体カラーは、「ホワイト」が圧倒的に多くなっています。

ホワイトは、様々な空間に合う色ですが、必ずしも最適な色とは言えないでしょう。

また、人によっては汚れが目立つため、他の色にしたいと考えている人もいるかもしれません。

では、業務用エアコンの室内機の本体カラーは、ホワイトだけなのでしょうか？

結論から言えば、メーカーや機種、タイプによっても異なりますが、他のカラーを選択することも可能です。

 

例えば、空調専門メーカーでシェアNo.1のダイキンには、「ブラックシリーズ」があります。

その名称からも想像ができるように、ホワイトではなく「ブラック」の室内機です。

このブラックシリーズには、「天井埋込カセット形　S-ラウンドフロー」「天吊自在形　ワンダ風流」「天井吊形　スタイリッシュフロー」など。

ブラックシリーズは空間を引き立てると言われています。

また、オフィスや店舗の内装によっては、ホワイトよりもブラックの方が、室内機の存在感を感じさせない場合もあるのです。

ホワイトよりもその空間に溶け込み、馴染みやすいという場合もあります。

 

他のメーカーでも化粧パネルのカラーを変更できるものもあるので、ホワイトよりもその空間に合いそうなカラーがあれば、そちらのカラーを選択してみるのもよいでしょう。

ホワイト以外のカラーを選択する場合の注意点としては、次のようなものがあります。

・通常の業務用エアコンよりも高くなる場合がある

・それほど需要が高くないため、受注生産となっている場合がある

・受注生産の場合には、納品されるまでに日数がかかる

 

本体カラーがホワイト以外の場合には、価格が通常よりも高くなる場合があります。

それから、メーカーなどによっても異なりますが、全体の需要としてはそれほど高くないため、受注生産となっていることもあるのです。

受注生産の場合には、注文を受けてから製造するので、納品されるまでに1ヶ月以上かかる場合もあります。

ホワイト以外のカラーを選択する場合には、見積り金額、納期をしっかりと確認しておきましょう。

 

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