業務用エアコンは、家庭用と比べてもかなり高額なものです。
そのため、業務用エアコンを販売業者から購入する際には、慎重に選ぶ必要があります。
今回は、販売業者から購入する際に失敗してしまうケースを紹介します。
業務用エアコンを購入する際の失敗例としていくつか挙げてみたいと思います。
・安さだけで選んでしまう
・電源を確認しない
・設置できるかどうかを確認していない
失敗例としては、このようなものが挙げられます。
それぞれについて紹介します。
まず、「安さだけで選んでしまう」というパターンです。
失敗してしまうケースで一番多いのがこのパターンです。
インターネットなどで、業務用エアコンの販売業者のサイトから見た際に安いというだけで購入を決めてしまうというものです。
安いのはとても大きな魅力ですが、業務用エアコンの場合には、適切な能力を持っていないと、設置しても効果を得ることが出来ません。
能力が足りないのに、安いからということで設置してしまうと効果がないだけでなく、無理な運転によって無駄な電気代がかかり、機器にも大きな負担がかかり短期間で故障してしまうということになりかねません。
価格だけを見て決めるのではなく、能力が足りているかどうかを確認しておく必要があります。
それから、次に「電源を確認しない」ということについてです。
家庭用の場合には、ほとんどが単相電源を使用しています。
100Vか200Vを使用していますが、業務用エアコンの場合には、ほとんどが三相電源を使用します。
単相200Vのものもありますが、ほとんどが三相電源です。
別の呼び方では、動力と呼んでいます。
この電源を確認してから購入しないと、追加で工事が発生してしまうということにもなりかねません。
そうなると、当初の予算をオーバーしてしまうというケースも出てくるでしょう。
必ず、購入する前に電源を確認しておきましょう。
最後に、「設置できるかどうかを確認していない」についてですが、業務用エアコンには色々な設置方法のものがあります。
例えば、天井埋込タイプの場合には、天井内に室内機を埋め込むだけのスペースが必要になります。
このスペースがないと、室内機を天井内に収めることが出来ません。
このように、設置することができるかどうかを購入する前に、必ず確認しておく必要があります。
購入した後で、設置することが出来ないということがわかると、お金を無駄にしてしまうことになります。