業務用エアコンの取り付け工事が完了すると、快適に過ごすことができるというのがあたりまえです。
しかし、場合によっては部屋の中が、暑い!もしくは寒い!と感じてしまうことがあります。
このような場合には、故障の可能性も否定できませんが、業務用エアコンの能力不足の可能性が非常に高いと言えます。
通常、業務用エアコンの取り付け工事を行う前には現地調査を行い、必要な能力を確認していますが、取り付け工事が完了した後で能力不足が発覚してしまうということもあるようです。
このような場合には、どうすればよいのでしょうか?
もちろん、取り付け工事を行う際に、入念にチェックをしておけばこのような事態にはならないはずですが、もしもこのような場合にはどうすればよいのでしょうか?
このような場合には、2つの方法が考えられます。
1つは、既存の業務用エアコンを新しいものに入れ替えるという方法です。
もう1つは、足りない分をカバーするために業務用エアコンを増設するということです。
これは、スペースの問題などもありますので、一概にどちらがよいのかの判断は難しいところですが、既存の業務用エアコンを交換するとなると、撤去費用もかかりますので、かなりの金額になります。
そのため、費用面から考えると増設するというのがよいと言えるでしょう。
業務用エアコンの能力が不足しているというのは、設置してからすぐに気づくというのは、少なく使っているうちに気づくということが多いようです。
業務用エアコンの場合、必要な能力というのは、それぞれの状況によって大きく異なります。
単純に面積だけで業務用エアコンの能力を決めてしまうとこのように、取り付け工事を行った後で、能力不足が発覚してしまうということがあります。
業務用エアコンの能力を決める際には、面積はもちろんですが、熱量や、自動ドア、扉、窓などにも配慮して能力に余裕を持たせるようにすることが大切です。
能力不足になってしまうと、増設などの余分なお金がかかってしまうことになりますので、必ず取り付け工事を行う前に、設置する業務用エアコンの能力が適切なものであるかを確認しておきましょう。
能力不足のまま業務用エアコンを運転し続けると余計な電気代がかかるだけでなく、大きな負荷が機器にかかるので、通常よりも短い期間で故障してしまう可能性が高くなります。
注意しておきましょう。