業務用エアコンの取り付け工事についてですが、最も大切なことは、自然災害などにも耐えられるように設置するということです。

 

日本は、近年台風、大雨、地震などの自然災害が多く発生しています。

 

そして、この自然災害によって多くの業務用エアコンが損害を受けているのです。

 

被害の状況は様々ですが、自然災害によって転倒してしまい損害を受けたというケースも少なくないようです。

 

自然災害から100％業務用エアコンを守るというのは不可能ですが、できる限り耐えられるようにするということは可能です。

 

最もやらなければいけないことは何か？

 

それは、業務用エアコンの室外機を転倒させないようにすることです。

 

業務用エアコンの室外機は、家庭用のものと違いかなりの重量があります。

 

そのため、もしもこの業務用エアコンの室外機が自然災害によって倒れてきたら、大きな被害を受けることになります。

 

状況によっては、人の命を奪うということも十分考えられます。

 

また、室外機が倒れてしまえば、冷媒配管が損傷して、冷媒ガスが漏れ出してしまうということも想定されます。

 

仮に全損を免れたとしても、冷媒配管の交換、冷媒ガスのチャージなどで多くの修理費用が必要になります。

 

自然災害からできる限り業務用エアコンを守るためには、まず室外機を転倒させないようにすることが大切です。

 

室外機を転倒させないようにするためには、壁に金具などを使って倒れないように固定します。

 

オフィスビルなどの屋上、高い場所に設置している場合にはワイヤーなどを使って倒れないようにします。

 

金具やワイヤーなどを使うことで自然災害によって室外機が転倒してしまうというリスクを大幅に抑えることができます。

 

業務用エアコンの室外機をしっかりと固定するだけで、自然災害の際のリスクが全く違うということを知っておきましょう。

 

業務用エアコンの取り付け工事を行う際には、事前に業者と相談して転倒しないように固定してもらうことをおすすめします。

 

自然災害はいつ起こるかわかりませんので、万が一に備えておくというのはとても重要です。

 

業務用エアコンは室外機が壊れてしまうと、新しく買い替えなければならなくなってしまいます。

 

室外機だけの販売というのはしていないからです。

 

業務用エアコンは安いものではありませんので、自然災害によって被害を受けてしまわないように日頃から対策をしておくことが大切です。