業務用エアコンの取り付け工事を依頼する前には、必ず見積書を業者からもらうのが一般的です。
その業者から受け取った見積書についてですが、どのような部分を見ていますか?
おそらく多くの人は、金額部分だけを見てしまっているのではないでしょうか?
もちろん、取り付け工事にどのくらいの費用がかかるのかを把握するために、見積書をもらっているわけですから、金額に注目してしまうのは当然ですが、実は金額よりも内容をしっかりとチェックしておかないといけないということを知っていますか?
業者の中には、少しでもお金を多く取ってやろうと考えているところもあります。
不要な項目やよくわからないものを書き込む、実際にはそれほど使わないのに、資材の長さをごまかすなどしてくる業者もいます。
まず、見積書の内容では、内訳がしっかりと書かれているかをチェックしておきましょう。
取り付け工事一式などしか書かれていないようなものは、論外です。
そのような業者に工事を依頼するのは危険です。
工事に必要な資材、長さなどがきちんと記載されているかどうかは、ぜひチェックしておきたいところです。
冷媒配管5m、ドレンパイプ10m、電線10mのような感じで、どのような資材をどのくらい使用するのかが把握できるとより信頼度はアップします。
もっとも、困るのは、何に、どのくらい費用がかかるのかが不明瞭であるということです。
見積書なので、できる限りわかりやすく、透明性があるような業者に依頼するのがよいでしょう。
取り付け工事を依頼する業者選びに迷う人も多いですが、このような見積書1つで良い業者か悪い業者かを判断することができるという場合も多いのです。
複数の業者から見積書をもらい、それぞれの金額だけでなく、内容をチェック、比較してみるとよいでしょう。
業務用エアコンの見積書を作成する際には、現地調査といって、業者が現場の下見を行ってから作成します。
それぞれの業者ごとにその内容を見比べてみるだけでも、業者の良し悪しがわかるので、ぜひチェックしてみるとよいでしょう。
間違って欲しくないのは、金額が安いから良い業者、高いから悪い業者などいう風に考えてしまわないことです。
金額が妥当であるか、適切であるかが重要です。
これから、業務用エアコンの取り付け工事を考えているという人は、ぜひこのことをしっかりと覚えておきましょう。