業務用エアコンの取り付け工事において、最も重要なのは、安全に作業を行うということです。
何よりも安全性を重視して作業をしなければなりません。
安全に作業を進めるためには、依頼者の協力が必要になります。
店舗などの場合には、安全に作業を進めることが出来るように、場合によっては休業する、もしくは時間を限定してお客さんを入れないようにするということが必要になります。
企業の場合でも、業務用エアコンの設置を検討している場所に、デスクなどが置いてあるという場合には、そのデスクを移動する、他に邪魔になりそうなものをどかすようにすることが大切になります。
取り付け工事を行う業者は、養生などをしっかりと行って作業を進めますが、このように作業の妨げになるものがあると余計な時間がかかりますし、余計な神経を使うことになってしまいます。
業者が気持ちよく、作業を進められるようにするためには、取り付け工事を行う業者にすべて任せてしまうのではなく、出来る事は、依頼者が行うようにするとよいでしょう。
業務用エアコンの取り付け工事を行う前には、必ず業者が現地調査に訪れます。
現地調査の際に、邪魔になりそうなものを業者に確認しておくようにするとよいでしょう。
一番良くないのは、すべて業者に任せてしまうということです。
仕事である以上業者もしっかりと配慮はしてくれますが、やはり人間が行うわけですから、感情というものがあります。
依頼者も取り付け工事を行う業者も気持ちよく作業を行えるようにすることがお互いにとって一番良いことになります。
取り付け工事を行う業者への配慮というものもしっかりと頭に入れておきましょう。
取り付け工事が完了するまでの時間についてですが、状況によって異なります。
基本的には、1日がかりで終了するということになりますが、設置する業務用エアコンが複数台あるという場合には、数日かかることもあります。
取り付け工事については、作業時間が多少前後することがあるという風に考えておきましょう。
そのため、無理のないスケジュールを設定しておくようにしましょう。
取り付け工事を行う当日は確認のため立ち会いが必要になるというケースがほとんどです。
立ち会いが必要と言っても作業の最初から最後までずっと見ているという必要はありません。
現場を離れる際には、業者に伝えれば大丈夫です。
ただし、業者の方で作業中に確認事項が発生する場合があります。
その際には、あらかじめ携帯電話の番号などを伝えておき何かあれば、連絡がつくようにしておくとよいでしょう。