業務用エアコンの取り付け工事についてですが、既存の業務用エアコンがあるという場合には、取り付け工事と撤去工事を同じに行うというのが一般的です。

 

業務用エアコンの取り付け工事で、業務用エアコンを入れ替えるという場合には、まず既存の業務用エアコンを撤去することからはじめます。

 

既存の業務用エアコンは、すぐに撤去することが出来るというものではありません。

 

まずは、法律に基づいて冷媒ガスをすべて回収します。

 

もしも、冷媒ガスを回収せずにみだりに冷媒ガスを放出した場合には、法律違反になるだけでなく、罰則を受けることになります。

 

そのため、どこの業者でも必ず既存の業務用エアコンを撤去する際には冷媒ガスを回収します。

 

回収したあとに、既存の業務用エアコンを撤去します。

 

既存の業務用エアコンの室内機、室外機を撤去してから新しい業務用エアコンの取り付け工事を行うという流れになります。

 

また、既存の業務用エアコンの撤去についてですが、法律に従って適切に廃棄しなければなりません。

 

このように、業務用エアコンの取り付け工事、撤去工事には様々な作業があります。

 

ただ、業務用エアコンを撤去する、設置するというだけでなく、冷媒ガスを適切に回収する。

 

電気工事を行う、配管のロウ付けなどを行うなど様々な作業があります。

 

業務用エアコンを取り付ける、もしくは撤去するという作業は、業務用エアコンに対する正しい知識を持っていることはもちろんですが、それぞれの作業を適切に行うための高い技術力、豊富な経験といったものが求められます。

 

よく業務用エアコンの取り付け工事費用は高いという声を聞きます。

 

たしかに、家庭用と比べるとかなりの高額です。

 

しかし、家庭用とは異なり、様々な知識、技術、経験が求められることからどうしても高くなってしまいます。

 

逆に取り付け工事費用があまりにも安いところなどは、注意をした方がよいでしょう。

 

利用者からすれば、費用が安いというのはうれしいことでしょうが、本当のプロであれば、適切な値段で取り付け工事を行うのがあたりまえです。

 

あまりにも安いという場合には、下請けにやらせていたり、技術が低い業者などが設置をするという可能性があります。

 

業務用アコンの取り付け工事は、誰でも出来るというわけではありませんので、業者選びは慎重に行いましょう。

 

取り付け工事、撤去工事を依頼する予定がある人は、頭に入れておきましょう。