これから業務用エアコンの取り付け工事を検討している人は、場合によってはクレーンが必要になる場合もあるということを知っておきましょう。
どのような場合に、クレーンが必要になるのかを解説します。
まず、2階以上の建物で、エレベーターが使用出来ない、もしくは設置されていないという場合に使用する可能性があります。
また、ビルの屋上など高所に設置する場合にもクレーンを使用します。
もっと簡単に言いますと人の手で運ぶのが難しい状況であり、エレベーターなどがないという場合には、クレーンを使用すると考えればよいでしょう。
クレーンを使用しなければならないという場合には、取り付け工事費用がその分高くなってしまいます。
クレーンを使用する場合には、色々な注意点があります。
まず、何よりも安全を重視しなければいけませんので、ガードマンを配置する必要があります。
また、クレーン車を駐車しておくためのスペースが確保されていなければなりません。
また、そのスペースについてですが、道路を使用する必要があるという場合には、道路使用許可の申請が必要になります。
許可を取らずに勝手に使用することは出来ません。
また、クレーン以外にも足場が必要になるという場合もあります。
高い場所で作業をする場合や建物の側面部分の配管作業を行うのに、足場が必要になるというケースがあります。
この足場とは、工事用の仮設足場のことです。
足場がないと作業をすることが出来ませんので、必要に応じて安全に作業を行うために足場を設置することがあります。
このように、足場が必要になるというケースでも通常の取り付け工事費用よりも費用が高くなります。
費用は高くなりますが、安全面では外すことが出来ないものになります。
費用を安くしたいから、足場なしで作業をして欲しい、クレーン無しで作業をして欲しいなどという無理なことを言うのは、やめましょう。
もしも事故が発生してしまえば大きな損失になってしまいます。
事故が起きて良いことは何もありませんので、まずは安全に取り付け工事を行えるようにするということが何よりも重要になります。
業務用エアコンの取り付け工事というと、費用のことばかりを心配する人が多いですが、重要なのは、安全に作業が完了するかどうかということです。
ぜひ、安全に作業をしてくれる業者に取り付け工事を依頼するようにしましょう。