業務用エアコンの修理で多いものの1つに、「サーミスタ」のトラブルというものがあります。
サーミスタとは、業務用エアコンの温度センサとして使われている電子部品のことです。
温度が変化することで、抵抗値が大きく変化するという半導体をサーミスタと言います。
とても、小型の部品で、安価という性質から業務用エアコンにも使われていますが、このサーミスタの不具合がよく起こります。
業務用エアコンは、設定温度決めて、その温度に到達すると、自動的に運転を停止する、あるいは、運転を弱めるようになっています。
温度をコントロールする際に、重要な役割を果たしているのが、最初に解説したサーミスタなのです。
このサーミスタが故障してしまうと、温度コントロールをすることができずに、部屋のなかが涼しくならない、暖かくならないなどのトラブルが起こります。
業務用エアコンの室内機、室外機の両方に、このサーミスタが使用されていますが、長年使用していると不具合が起こりやすくなってしまうのです。
不具合が起こると、リモコンにエラーコードが表示されるケースがほとんど。
エラーコードは、メーカーによって異なりますが、インターネットで調べると簡単に検索することができます。
もしも、サーミスタの不具合による停止という内容のエラーコードが表示されている場合には、すぐにメーカー、もしくは修理業者に相談して、点検、修理を依頼しましょう。
サーミスタの不具合による運転の停止では、一般の人が行えることはありません。
無理に室内機、及び室外機を開けると、感電する恐れもありますので、絶対にむやみに内部に触れないようにしましょう。
設置環境などによっても異なりますが、サーミスタの不具合で、交換で済むという場合にはそれほど修理費用は高くなりません。
まずは、メーカー、修理業者に来てもらい、状況を確認して見積りを出してもらうようにしましょう。
サーミスタを交換するだけで、エラーコードの表示も解除され、修理が完了するケースがほとんどです。
一概には言えませんが、室外機のサーミスタの不具合で停止してしまうというケースが多くなっています。
サーミスタの不具合を示す、エラーコードが出ているという場合には、修理実績が豊富な新空調がオススメ。
高い技術と経験豊富なスタッフがしっかりと修理を行います。
ぜひ、お気軽にお申し付けください。