業務用エアコンの修理にかかる金額は、その状況、程度、内容などによって様々です。
業務用エアコンの修理の中でも、比較的安く済むものがあります。
その比較的安く済むものが、リモコンの交換です。
業務用エアコンの故障というと、業務用エアコン内部の故障、基盤故障、ドレンポンプの故障、ファンモータ、コンプレッサーなどの故障というイメージが強いですが、リモコンの故障というのも意外と多いのです。
業務用エアコンのリモコンには、大きく分けると2つのタイプがあります。
1つはワイヤードリモコンというものです。
これは、室内機とリモコン本体を線でつないで操作を行うというものです。
もう1つのワイヤレスリモコンとは、ワイヤードリモコンと異なり、室内機とリモコン本体を線でつなぐ必要はありません。
室内機に受光部と呼ばれる部分があり、これにリモコンを向けて操作することで操作を行うことが出来るタイプのものです。
交換が必要になるのは、ワイヤードタイプのリモコンです。
ワイヤードタイプのリモコンは、つながっている線を外して新しいワイヤードリモコンにつなぎ直すだけなので、それほど、時間も手間もかかりません。
ワイヤードリモコンの交換にかかる費用は、メーカーや交換を行う業者によって異なりますが、6,000~8,000円程度で交換をすることが出来るというのが一般的です。
業務用エアコンのワイヤードリモコンを操作しても反応しないという場合、リモコンの故障が考えらえます。
リモコンが故障してしまった場合には、新しいリモコンと交換する必要があります。
リモコンの交換については、それほど難易度の高い物ではありませんが、慣れていないと苦労してしまいますので、専門の業者に連絡をして取り付けを依頼するのがおすすめです。
どのくらいの使用頻度、使用年数で交換が必要になるのか?
についてですが、それぞれの運転時間や使用環境によって異なると言えます。
使用開始から5年以内に交換が必要になるというケースはほとんどありませんが、7~8年程度使用していれば交換が必要になるというケースが増えていきます。
もしも、このくらいの年数が使用してから経過しているという場合には、リモコンを交換するのもよいでしょう。
リモコンの交換だけであれば、それほど多くの費用がかかるわけではないので、金銭的な負担を心配する必要はありません。
ぜひ、覚えておきましょう。