業務用エアコンのリース契約は、手軽に利用することが出来ますし、審査はありますがそれほど厳しいものではないため利用者も多くなっています。
そんな、業務用エアコンのリース契約についてですが、覚えておかなければならないポイントもいくつかあります。
契約をしてから知らなかった!などということにならないように、最初に必ず知っておきましょう。
業務用エアコンのリース契約が終了して、再リースもしないという場合には、業務用エアコンをリース会社に返還する必要があります。
リース契約の場合には、所有権は契約者ではなくリース会社にあるので、リース会社に返還が必要なのです。
リース契約というのは、リース会社に代わりに業務用エアコンを買ってもらって、それを毎月一定のリース代を支払って借りるというイメージです。
業務用エアコンを返還すると言っても、DVDや本のように簡単に返還をすることが出来るというものではありません。
専門の業者に依頼をして、まず取り外す必要があります。
機器の取り外しは、無料で出来るものではありません。
取り外し費用が必要になります。
これは、業務用エアコンの種類によっても変わりますが、少なくとも数万円の費用がかかります。
業者に依頼をして、業務用エアコンの室内機、リモコン、室外機を外したら今度は、運送業者に連絡をして運んでもらう必要があります。
室内機やリモコンはともかく、業務用エアコンの室外機はとても重量があります。
そのため、大人1人では運べないものもたくさんあります。
取り外した業務用エアコンをリース会社まで運んでもらう必要があります。
この運送費用もかかります。
運送費用は運送会社によって異なりますし、業務用エアコンの大きさ、能力などにもよって異なりますが、こちらの費用も1~3万円程度かかります。
業務用エアコンをリース会社に返還するとしても、このように取り外し費用、運送費などの費用がかかります。
この費用はリース会社が負担してくれるのでしょうか?
結論から言えば、これらの費用はすべてリース契約をした契約者が支払うことになっています。
リース会社がこれらの費用を負担するということはありません。
業務用エアコンのリース契約が終了する前に、これらの費用を準備しておく必要があります。
このような費用は少なくとも、10万円以上準備しておくのがおすすめです。
ぜひ、覚えておきましょう。