業務用エアコンのリースの最大のメリットと言われているのが、「初期費用0円」です。

業務用エアコンのリース契約では、取り付け工事費用も含めてリース契約が可能。

そのため、毎月リース会社に支払うリース料だけでオフィスや店舗、施設などに業務用エアコンを導入できます。

初期費用として高額な費用を準備する必要がないので、利用する人も多いでしょう。

しかし、注意しておきたい点もあるのです。

注意しておきたいのは、「初期費用は0円でもリース契約終了後には費用がかかる」こと。

 

リースの種類やリース会社によっても異なりますが、一般的なリースではリース契約終了後、再リースを選択するか、リースで導入した業務用エアコンをリース会社に返却することになります。

返却すると言っても、本やCD、DVD、車などと違い自分で返却しに行けるものではありません。

また、業務用エアコンを取り外すには、取り外し工事が必要となります。

工事についは、一般の人が取り外すことはできません。

業務用エアコンに関する知識はもちろんですが、しっかりとした技術がなければ難しいでしょう。

さらに冷媒ガスの取り扱いにも注意しなければなりません。

みだりに放出することは法律で禁止されています。

専門の業者に依頼して、取り外す必要があるのです。

業務用エアコンの取り外し費用はもちろんですが、取り外した業務用エアコンをリース会社が指定する場所まで送ることになります。

業務用エアコンの場合には、室内機・室外機・リモコンなどを返却することになりますが、返却する際の運賃はすべて契約者が負担。

初期費用がかからないということで、業務用エアコンを返却する際も費用がかからないと勘違いしてしまっている人が多いようです。

業務用エアコンを返却する際には、取り外し費用・取り外した業務用エアコンを運ぶための運送料などがかかることを知っておきましょう。

取り外し費用や運送料などについては、リース契約が終了する前に早めに準備をしておくようにするのがおすすめです。

いきなり準備をしようとすると、金銭的に大きな負担となりかねないので、注意しておきましょう。

 

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