夏場に起こりやすい業務用エアコンのトラブルが、「気温の上昇で運転が停止してしまうこと」です。
比較的気温の低い午前中は動いていたのに、「気温が上昇したら突然止まってしまった!」。
このような場合、専門業者に点検や修理を依頼するべきなのか、判断に迷ってしまうことでしょう。
暑さによって運転を停止してしまうのは、厳密には故障ではないため修理を依頼する必要はありません。
業務用エアコンはあまり知られていませんが、それぞれ運転できる温度範囲が決められています。
そのため、その温度範囲を超えてしまうと、正常な運転を行うことができないのです。
修理は必要ないと言いましたが、そのままでは業務用エアコンを使用できず困ってしまうでしょう。
暑さが原因で故障している場合には、次のような方法で環境の改善を行うことが大切です。
・直射日光を防ぐ
・風通しを良くすること
・室外機の周りに水をまく
夏に気温が上昇する大きな原因は、直射日光です。
室外機の設置環境によっては、直射日光によって温度が上昇してしまうことがあります。
そのような状況をそのまま放置してしまうと、暑さで業務用エアコンが停止してしまうリスクが高くなってしまうでしょう。
そのリスクをできるだけ低くするために、直射日光を防ぐという対策が必要です。
よしずなどを使って日陰を作ると温度の上昇を抑えられる可能性があります。
それから、重要なのが室外機の周りに物を置かないことです。
室外機の周りに物が置かれていると、熱がこもりやすくなり、室外機の温度が上昇してしまう可能性があります。
室外機周辺には、物を置かないようにして風通しの良い環境にすることが重要です。
その他では、室外機の周辺に水をまくという方法もあります。
ただし、効果は一時的な物となってしまうので注意が必要です。
さらに、室外機に直接水をかけるのは危険です。
内部の基盤や部品などに水がかかると故障やショートしてしまう経験があります。
室外機に水をかけるのではなく、周囲の温度を下げるという意味で、周囲に水をまくのがよいでしょう。
環境の改善が難しいという場合には、室外機の移設を検討してみる必要もあります。
業務用エアコンのことでお悩みなら、専門業者である新空調がおすすめです。
新空調では、業務用エアコンの修理はもちろん、販売、取り付け工事・移設工事・リース・アフターメンテナンスにも対応しております。
「業務用エアコンが普段と違うから点検してほしい!」「異臭や異音がする!」「室外機を移設したい!」など業務用エアコンに関することなら、どんなことでもお気軽にご相談くださいませ。
お客様からのご要望に、スピーディーに対応いたします。