三菱重工の業務用エアコンをリースで導入しようと考えている人に、知っておいて欲しいのが三菱重工業務用エアコンのリースの良い点と悪い点についてです。
良い点についてですが、銀行などからの借入れとは異なるので、担保などが不要となっていますし、審査の結果が出るまでの時間も短く、手続きが簡単というのが良い点です。
また、固定資産税の計算、申告や納税、保険の支払いなどという煩わしい事務作業もないので、便利というのも良い点として挙げられます。
一番大きな良い点は、新品の三菱重工業務用エアコンを購入する際のように、多くの資金を準備しておかなくても良いということです。
新品で購入するとなれば、タイプ、能力、機能などによっても異なりますが、少なくても購入資金、工事費用あわせて、30~50万円程度は用意しておかなければならないでしょう。
しかし、三菱重工のリースを使えば、そのようなお金を最初に準備しておく必要はありません。
購入資金を他に回すことができるというのは、大きな良い点と言えるでしょう。
次に、悪い点についても解説します。
三菱重工の業務用エアコンのリースは、設置費用をすべてリース契約に含めることができないというのが悪い点です。
三菱電機のリースの場合には、業務用エアコン本体の価格はもちろんですが、それを設置するのにかかる設置費用もすべて含めてリース契約をすることができるようになっています。
しかし、三菱重工のリースの場合には、業務用エアコン本体の価格はリース契約にすべて含めることができますが、設置費用については、物件金額(業務用エアコン)の2割程度であれば設置費用も含めることができますが、その2割を超えると別途決済をしなければならないということになります。
簡単に言えば、三菱重工のリースでは、設置費用については、全額リース契約に入れることができないということです。
設置費用については、それぞれの状況によって異なりますが、別途支払いをしなければいけないということになる恐れがあるのです。
これが三菱重工のリースの悪い点です。
また、三菱重工のリース契約には、リース契約終了後、再リースをするか、返却をするかのプランしかありません。
そのため、リースで導入した業務用エアコンを買い取るということはできません。
これも三菱重工の悪い点と言えるでしょう。
三菱重工のリースには、良い点と悪い点がありますので、十分理解したうえで、契約をするようにしましょう。