あなたの職場ではこんなこと、ありませんか?
暖房を付けているのにいつまで経っても足元が寒い。
直接エアコンの風に当たり続けていたら体調を悪くしてしまった。
席の場所によってエアコンの効きが違っていて、同じ部屋の中でも薄着の人と厚着の人がいる。
これらは業務用エアコンが効率的に稼働できていないことによるものです。
現在、職場にエアコンが無いというところは皆無だと思われますが、上記のような状況になってしまっている職場はかなり多いのではないでしょうか。
しかしこういった状況が慢性的に続いてしまうと、最悪の場合は病気になってしまう可能性もあります。
一日のうちの半分近くを過ごす職場だからこそ、空調にはこだわる必要性があると思います。
空調の整った職場とそうでない職場では長期的にみて、社員の健康面、そしてやる気の面でも違ってくるのではないでしょうか。
そこで検討するのが、業務用エアコンの新規導入や、交換です。
新規に導入する際は、どのような業務用エアコンを取り付けるのか、というところからになりますが、現在の業務用エアコンは種類も多く、使用する場所によってさまざまな形状や機能があります。
家庭用エアコンのように、単純に使用する部屋の広さから選ぶのではなく、部屋の形状や環境に適した業務用エアコンを選ぶことが大切になってきます。
しかし、選ぶといっても多くのメーカーや種類の中から選ぶというのは実際にはなかなか大変な作業です。
業務用エアコンの取り付け工事に慣れていて、工事はもちろん販売や修理まで行っている業者にアドバイスをしてもらうのもひとつの手です。
また、すでに業務用エアコンがあるが古い場合は、最新の業務用エアコンにすることで状況が格段に良くなることがとても多いのです。
まずなんといっても機能面では、最新の業務用エアコンは風の送り方を工夫されていて、以前のように部屋の形状や障害物の有無、窓の近くなどで場所によって暖まり方、冷え方が違っていたものが、部屋中にまんべんなく風を送り、部屋のどの場所も快適になるよう計算されて風が出るようになっているものが出ています。
また、各種センサーにより、例えば床面の温度を検知して、足元から効率的に暖めたり、充分に暖まってきたら自動的に風量を調節したり、人がいないと判断した場合には自動停止したりと、エコ運転機能も進化しています。
そしてなによりも、以前の業務用エアコンに比べ、格段に消費電力が低くなっており、場合によっては一カ月の電気代が半分になったということもあります。
そのため、新しい業務用エアコンの選ぶ際は、長期的に見て、最初の価格だけではなく省エネ性能にも気を付けたいところです。
そして業務用エアコンにとって、意外と大事なのが、使用している中での定期的なクリーニングです。
業務用エアコンの故障のほとんどは、こういったクリーニングや点検不足によるものです。
せっかく投資をして導入した業務用エアコンも、数年で故障してしまってはさすがに元が取れません。
導入や買い替えの際には、定期的なクリーニングや点検といったサービスを行っている業者に依頼することも、大事なポイントの一つです。
業務用エアコン選びの際は、その場での価格などだけでなく長期的に考えた、商品や取り付け工事業者選びが決め手となるでしょう。