例えば、ショッピングに出掛けて良さそうなお店や、面白そうなものが置いてあるお店を見つけて店内に入ってみたら、外と同じぐらい寒い、もしくは、暑いそんなお店はないかもしれませんが、もしあったとしたらよほど、一生使いたくなるようなものでもない限り、品定めも早々にそのお店を後にするでしょう。
また、レストランやカフェなどでも、例えば空調が効きすぎていて、夏なのに寒いぐらいだったり、また冬なのに気持ちが悪くなるくらいに暑かったりしたらいくら料理が美味しくても、また来たい、という気持ちになるでしょうか。
むしろ、空調が快適なだけで、ついついじっくりと商品を見てしまったり、居心地が良くて長居してしまったりと、快適な空間が直接利益に結びつかなかったとしても、その快適な記憶は、きっとまた行きたくなるような思いを起こさせてくれるものです。
それぐらいに、商売にとっては快適な空間、つまり適切な空調は当たり前だけれども、絶対に必要なものなのです。
そしてその空調を支えるのが、業務用エアコンです。
やはり、新商品の仕入れや、内装には投資することは多くても、なかなか空調関係には、空気という目に見えないものなだけに後回しにしてしまいがちですが実はそれらと同じくらいに大事なんです。
例えば、今もすでに業務用エアコンが入っているから良い、という場合でも、10年以上経っている業務用エアコンは内部にホコリなどが溜まっており、運転効率が下がってしまっている場合が多いです。
これでは、室内機の熱交換器やフィルターに溜まったホコリによって運転能力が低下してしまい、さらにそれを補おうとして余計にパワーを使って電気代ばかりかかっている状態になってしまいます。
最悪の場合、コンプレッサーの故障で高額修理なんてことになりかねません。
もちろん最新の業務用エアコンに交換すれば一番良いですが、現在でも使えているのに、なかなかそこまでは…ということがほとんどだと思います。
それでは、せめてクリーニングだけはしっかりしてほしいと思います。
クリーニングをしただけで、劇的に運転効率が上がる場合もあります。そして何より、定期的なクリーニングと点検は、業務用エアコンの故障を未然に防ぎ、長く使用するためには欠かせないものです。
しかしできるのであれば、やはり最新の業務用エアコンに交換することをおすすめします。
例えば店舗用の業務用エアコンでは、最近の機種はお店の内装に合わせて、サイズがスリムになったり、目立たないような形、色なども出てきており、各種センサーや、考えられた風の流れにより、より省電力で効率的に部屋を暖めたり、冷やしたりできるようになっていますので、月々の電気代が以前と比べてかなりお得になることもよくあります。
その電気代の差額を年単位で考えると、もっと早く交換していれば良かった…と思うかもしれません。
まずは、今の業務用エアコンのクリーニングを依頼するところから始めるのが良いでしょう。
そしてその際には業務用エアコンの取り付け工事にも慣れていて、販売、修理、工事まで総合的に業務用エアコンを扱っている業者を選ぶことが大事です。
単純に価格だけでなく、店舗の間取りや形状によって最も適した業務用エアコンはどちらが良いかをアドバイスしてもらい、じっくりと検討することで、きっと間違いのない、ピッタリな業務用エアコンが見つかるでしょう。