販売業者から業務用エアコンを購入する場合、大切なことがあります。
それは、「能力に余裕を持たせる」ということ。
まず、前提となる知識として覚えておきたいのが、業務用エアコンには、それぞれ冷暖房能力が決められているということです。
設置場所などによってそれぞれ必要な冷暖房能力が異なります。
業務用エアコンの能力を示すものとして、「馬力 (ばりき)」があります。
販売業者のホームページなどを見てみると、3馬力、4馬力などと記載されていることが多いでしょう。
この能力を示す馬力はとても重要で、設置場所に最適なものを選ばないと、十分な効果を得ることができません。
もしも、能力が足りない、あるいは余裕がないという場合には、設置温度にすることができない、あるいは設定温度にするまでに時間がかかることになります。
そうすると、運転時間が自然と長くなり、無駄な電気代がかかりますし、機器にも大きな負荷がかかり、故障などにもつながりやすくなってしまうのです。
ですから、まずは設置場所に必要な能力を専門業者に算出してもらい、熱負荷、空調負荷などを十分に考慮したうえで、能力に余裕を持たせることが大切。
例えば、必要な能力が3馬力だとするのなら、4馬力の業務用エアコンを設置するということです。
能力に余裕を持たせることで、業務用エアコンが効かないなどというトラブルを回避することができます。
必ず、能力に余裕を持たせなければいけないということではありませんが、能力に余裕を持たせておいた方がリスクは低いといえます。
飲食店などで、熱負荷が大きい場合などは、とくに業務用エアコンの能力には余裕を持たせておく必要があります。
業務用エアコン選びというのは、とても難しいもので、それぞれの設置場所によって最適なものは大きく異なります。
そのため、業務用エアコンのプロに実際に現場を見てもらいながら、タイプ、機種、能力などを決めるようにするのがよいでしょう。
業務用エアコンのプロであれば、能力に余裕を持たせた方がよいかどうかも、しっかりと判断してくれますよ。
業務用エアコン選びのことなら、業務用エアコンのプロである新空調がオススメです。
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