業務用エアコンは、販売業者から購入して設置をすれば、後は何もしなくてもよいと考えている人が多いようです。

 

しかし、設置後もやらなければならないことがあります。

 

設置後にやらなければならないことは、次の3つです。

 

① 点検

 

② 記録

 

③ 報告

 

大きくまとめるとこの3つを行う必要があります。

 

「点検」とは、業務用エアコンの点検のことで、3ヶ月に1回以上の簡易点検が必要です。

 

簡易点検の場合には、点検対象者は問わないとされているため、自分で点検をしてもよいですし、外部に委託することも可能。

 

簡易点検はすべての第一種特定製品が対象となるため覚えておきましょう。

 

簡易点検は、室内機だけでなく、室外機についても点検が必要です。

 

点検には、もう１つ「定期点検」があります。

 

定期点検は、一定規模以上のものが対象となり、冷媒フロン類取扱技術者などの「十分な知見を有する者」が点検を行う必要があるのです。

 

「記録」についてですが、業務用エアコンの点検をするだけでは、不十分で、点検や修理、冷媒ガスを充填あるいは回収した場合には、その履歴を記録する、保存する必要があります。

 

また、注意しておきたいのは、この記録は対象機器を廃棄した後も3年間保管しておかなければならないということです。

 

「報告」とは、業務用エアコンに含まれている、冷媒ガスが一定量以上漏えいしてしまった場合に報告をしなければならないというものです。

 

点検、記録、報告は、フロン排出抑制法によって取り組まなければならないものとなっています。

 

業務用エアコンは、購入して、設置してしまえば終わりというものではなく、適切な管理が求められるものです。

 

業務用エアコンを設置する際には、どのように管理すればよいのかを販売業者に確認しておくとよいでしょう。

 

法律を知らずに、適切な管理を行っていなかった場合には、罰則を受けることになりますので、注意が必要です。

 

販売業者を選ぶ際にも、設置後の管理についてしっかりと教えてくれる業者から購入するのがよいでしょう。

 

業務用エアコンの購入、設置にオススメなのが、新空調です。

 

新空調では、業務用エアコンの販売、取り付け工事、修理、リース、アフターメンテナンスと幅広く対応しております。

 

また、設置後の適切な管理についてもご説明させていただきますので、ご安心ください。

 

設置後の管理がわからない、何をすればよいのかわからないなどのご相談も受け付けております。

 

お気軽にご相談くださいませ。