販売されている業務用エアコンには、「電気式」と「ガス式」の2つが主流となっています。

 

電気式とガス式の業務用エアコンのどちらが良いのか？と聞かれることが多いのですが、一概にどちらが良いとは言えません。

 

その理由は、電気式とガス式それぞれにメリットとデメリットがあるからです。

 

電気式のメリット

 

・メンテナンスが容易であり、コストもそれほどかからない

 

・設置がガス式に比べると容易である

 

・二酸化炭素の排出量も少ない

 

デメリット

 

・ガス式よりも消費電力が多くなる

 

・消費電力が多くなるため、電気代も高くなりやすい

 

・暖房利用時には、霜取り運転が発生する

 

ガス式のメリット

 

・消費電力が電気式と比べると大幅に少なくて済む

 

・消費電力を抑えられるため、電気代の節約にもなる

 

・暖房特性に優れている(霜取り運転が少なくて済む)

 

デメリット

 

・電気式よりも設置するのに、日数、コストがかかる

 

・メンテナンス費用が電気式よりもかかる

 

などがそれぞれメリットやデメリットとして挙げられます。

 

使い方によっても電気代などは大きく異なるため、どちらが最適なのかは一概には言えません。

 

販売されている業務用エアコンには、電気式とガス式のものが、それぞれメリットとデメリットがあるということを覚えておきましょう。

 

なお、一般的なオフィスや店舗の場合、施工スピードやコストなどを考慮して、電気式の業務用エアコンを設置するケースが多くなっています。

 

反対にビルなどの消費電力が多くなる場所では、ガス式が使われているケースが多いです。

 

それぞれの設置場所に、電気式とガス式のどちらの業務用エアコンが適切であるかは、専門業者に見てもらうとよいでしょう。

 

専門業者であれば、専門的な知識、経験がありますので、適切な判断をしてくれるはずです。

 

電気式とガス式に共通して言えるのは、設置後のメンテナンスが非常に重要であるということ。

 

メンテナンスを怠ると、故障してしまう確率が大幅に上がりますので、設置後のメンテナンスは、しっかりと行うようにしましょう。

 

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