業務用エアコンは、通常、室内機と室外機を設置して使用することになります。
室内機と室外機は、冷媒配管や電気配線などで接続することになりますが、冷媒配管が付属されているのかが気になるところです。
結論から言えば、販売されている業務用エアコンに、「冷媒配管は付属されていない!」ということになります。
初めて、業務用エアコンを購入する人は、冷媒配管や電気配線が付属されているものと思っているかもしれませんが、冷媒配管や電気配線などは付属されていません。
新規で業務用エアコンを設置する場合には、室内機と室外機の距離に必要な長さの冷媒配管や電気配線が必要となります。
また、室内機からでたドレン水(冷やされたときにできる水滴)を外部に排出するためのドレンパイプなども必要です。
冷媒配管や電気配線などは付属されていませんので、設置をする前に行われる現地調査の際に、施工業者が必要な長さを算出することになります。
冷媒配管や電気配線については、長くなれば長くなるほど、費用が上がるのが一般的です。
メーカーや機種によって、冷媒配管は使用できる長さに限界があるということも知っておきましょう。
業務用エアコンを販売業者から購入する際には、業務用エアコン本体の見積り、工事の見積りをそれぞれもらうケースが考えられます。
本体の見積りには、冷媒配管や電気配線の費用は含まれないということを覚えておきましょう。
業務用エアコンを販売業者から購入する際に、他に知っておきたいのが「リモコン」についてです。
リモコンも一部のタイプを除き、別売り品となっています。
本体を購入すれば、本体に付属されているわけではありません。
購入する際には、リモコンも別途購入する必要があるのです。
ただし、専門業者に依頼をすれば、リモコン等も含めて、化粧パネルなどの必要なものもあわせて見積りをしてくれるので、それほど大きな心配をする必要はないでしょう。
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