家庭用のエアコンの場合は、ほとんどが壁掛タイプです。

しかし、業務用エアコンにはその他にも様々なタイプのものがあります。

業務用エアコンのタイプの中で、今回は「床置形の特長」について見ていきましょう。

 

床置形の業務用エアコンの特長は、次のようなものです。

・メンテナンスが容易

・他のタイプの業務用エアコンと比較すると、工事費用が安い

・工事にかかる時間も他のタイプと比較すると短くて済む

・省スペースで設置ができる

・店舗・オフィス・工場などで使われている

 

まず、最も大きな特長と言えるのが、「メンテナンスが容易」であることです。

業務用エアコンは、定期的なメンテナンスを行わないと、故障してしまう確率が高くなりますし、電気代がかさむことになります。

しかし、天井や壁などに設置されていると、メンテナンスをするのに脚立などを使わなければなりません。

転倒するリスクもありますし、いちいち準備するのが面倒でついついメンテナンスを怠ってしまうということもあります。

 

ですが、床置形の場合は文字通り床に固定して設置しているので、脚立がなくてもフィルターの清掃を行うことが可能です。

高い場所ではなく、低い場所に設置されているという点でメンテナンスがとても楽。

それから、他のタイプと比較すると、「工事費用が安い・工事にかかる時間が短い」のも大きな特長と言えるでしょう。

もちろん、工事費用については一概には言えませんが、他のタイプよりも安く抑えられることがほとんどです。

また、工事にかかる時間についても、天井埋め込みなどと比較すると、工事にかかる時間が短くて済む場合が多くなっています。

 

その他の特長としては、省スペースで設置が可能であることです。

例えば、コーナースペースやちょっとしたスペースでも設置ができます。

店舗・オフィス・工場など様々な場所ですでに使われているのです。

注意したいのは、省スペースに設置ができると言っても、メーカーや機種によって大きさが異なるため、設置可能なスペースがどのくらい必要なのかを確認しておかなければならないということ。

 

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