いまの業務用エアコンを入れ替えるべきか?
既存の業務用エアコンがある場合
店舗やオフィスの空調システムが確立されていて、一括管理がなされている場合は別として、新たに事務所を立ち上げたり、移転に伴って設備の古いところに入居する場合などには、業務用エアコンの買い替えについて検討することになるはずです。
既存の業務用エアコンを使えないことはないような気がしても、この機会に新空調に連絡をしてみて、入れ替える場合の費用について無料で見積もりを出してもらうこともできます。
ただし、業務用エアコンがまったくないところに新規で取り付けするならまだしも、既存の物を更新するかどうかの判断は容易ではありません。
業務用エアコンを購入するかどうか、どのように決定したらいいのでしょうか。
故障したら買い替える?
故障してしまえば、何の迷いもなく業務用エアコンを新たに購入することができるはずです。
しかし、業務用エアコンがないと困ってしまう夏場や冬の時期に故障してしまうと、仕事や売上にも大きな影響が出ますし、精神的ダメージも大きなものになってしまいます。
そんなことを避ける意味も込めて、また本当に賢いと考えられている方法として、業務用エアコンを耐用年数で計算して、そのサイクルで更新していくことができます。
耐用年数で計算して、販売されている良い製品を購入することになるので、「前の業務用エアコンはもう少し使えたのではないか」と思うと切りがありませんが、効果的なサイクルとして多くの店舗やオフィスが採用しています。
耐用年数で更新する考え方
耐用年数で業務用エアコンを入れ替えていくことによって、常に不具合が改善されている快適な空間を作り上げることができます。
故障はしていないものの、よく考えてみるといまの業務用エアコンに問題と思われる点が見つかるかもしれません。
その中には、「なかなか冷えない」、「微妙に変な音がする」、「維持費が増えているような気がする」などがあります。
そして調べてみると、耐用年数を経過しているのです。
そんな時には試しに新空調に連絡して、入れ替えをするといくらくらいになるのか、無料で見積もってもらうことができます。
どこからが境目か、それをはっきり定めることはできませんが、一定期間使っていると維持費や異音、臭い等が増えてくるようになります。
減価償却でいくと13年から15年
業務用エアコンの場合、減価償却でいくと13年ないしは15年となっています。
税制上はその辺りで更新ということになります。
それでも、「いまの製品は性能がいいから、15年でも20年でも使える」と考えることもできます。
もちろん一概に年数で測ることはできません。
いくら性能の良い物を購入しても、使用方法が悪かったり、メンテナンス系を一切行わずに放置するなら、きっと耐用年数前に不具合が発生してくることでしょう。
反対に、購入した瞬間から「長く使うこと」を意識していれば、しっかりとしたメンテナンスプログラムを定めて、それに従っていくことで耐用年数よりも長く使うことができます。
ただし、過敏になってメンテナンスばかりしていくこともストレスになりますので、そこは割り切って耐用年数に従って、そのタイミングを更新時期ととらえて、新空調から新しい物を購入するという方法もスマートです。
耐用年数が近づいている場合
耐用年数が近づいてきたときには決断が求められます。
方法としては、とにかく決定を先送りして、「壊れたら考えようと納得する」、「クリーニングについて調べてみる」、「新製品の販売状況を調べる」などがあります。
新品を購入することに躊躇してしまう理由として、一括購入のためのまとまった資金が必要になることがあげられます。
家庭用と比べて、業務用エアコンの導入にはかなりのコストがかかるからです。
その場合はリース契約などについて調べてみることができます。
見て見ぬふりをすれば業務用エアコンも使い続けることができるかもしれませんが、適切なタイミングでしっかりと見直しをすることで、これからも業務用エアコンが快適に働き、お客さんを快適な空間でお迎えすることができます。