業務用エアコンが故障しないに越したことはない
業務用エアコンが故障してしまうと、そのままですが業務にも大きな支障が出ます。
オフィスなら、そこで働く人たちに大きな影響が出ますし、さらに悪いことにお客さんが足を運ぶ場所なら、如実に客足に影響が出ます。
業務用エアコンの故障の場合、停電などとは違ってすぐに復旧するような性質のものではなく、故障の原因が取り除かれない限り、元に戻るめどは立ちません。
そのため、できる限り日ごとのメンテナンスを怠ることなく、故障が発生して修理のための時間を設けなくてもよいようにしておきたいものです。
最善なのは、耐用年数から計算して修理が必要になる前に交換してしまうことです。
または、メンテナンス時に交換が必要と思われるものを積極的に交換していくことです。
それでも、故障してしまうこともありますので、対策を事前に考えておくことも重要です。
業務用エアコンが故障を経験した時にどうするか決めておく
実際に故障を経験してみるとわかるのですが、修理費はかなり高いです。
また家庭用エアコンの場合に比べると、業務用エアコンの修理はだれでもできるわけではなく、業者選びに苦労することがあります。
場合によっては取り外して修理することになったり、メーカーまで送る必要が出てくることもありますので、運送体制を整えている会社でなければ扱えません。
それで、あまり考えたくないのですが、業務用エアコンを取り付けする際には、故障する日が来るかもしれないことを念頭に置いて、その場合にどうするかしっかりと理解しておく、そんな準備をおすすめしています。
業務用エアコンはすぐには故障しない
あまり故障のことばかりを考えるのも現実的ではありません。
日本の場合、業務用エアコンの耐用年数は13年となっています。
メーカーによっても変わってはきますが、新型が発売されてからも、旧型の部品は9年くらい造り続けてくれます。
一般論ですが、業務用エアコンは15年くらい十分に利用できるようです。
もちろんその間のメンテナンスの仕方や、使用環境などにも依存しますので一概には言えません。
メーカー側も、「おおよそ15年くらいの使用を見込んでいる」とも言われます。
問題は、その境目を越えても使用を続けるかどうかという点です。
長く使えば使うほど故障のリスクは高くなります。
業務用エアコンを長く使うことにする場合
購入を検討するときに、「この業務用エアコンはできるだけ長く使いたい」と考えているなら、それに応じたプランを立てていく必要があります。
単純に本体を安く販売してくれて、しかも取り付けもしてくれる会社を見つけて満足するのではなく、その後のメンテナンスや故障時の迅速な対応をしてくれるところに依頼するのは知恵の道です。
さらに安心できる業者なら、そろそろ修理が必要になるかもしれないというタイミングで、さまざまな提案をしてくれます。
実際に修理が必要になって、交換したほうが賢明という場合には、はっきりとそのことを教えてくれるはずです。
業務用エアコンを長く使うことを考えるなら、それに応じた計画を立ててください。
業務用エアコンが修理の際には迅速な対応が求められる
どれだけ安くしてくれても、業務用エアコンが故障した際には迅速な対応が求められます。
業務用エアコンが機能しない状態が続いても問題ないというオフィスや店舗はないはずです。
すぐに修理してくれて、しかも確実に直してくれる業者を見つけておくべきです。
もし販売から施工、その後のメンテナンスを一括で請け負ってくれるのは業者があるなら、その方がいざという時には迅速に対応してくれる可能性が高くなります。
緊急時に初めて依頼する業者へ連絡を入れても、なかなか優先してもらえないかもしれないからです。
営業に支障が出ないように、万全の体制を整えておきましょう。
基本的には業務用エアコンは10年以上問題なく運転を続けてくれるのですが、日々のふさわしい点検と保守があって初めて安定して動いてくれます。
長く利用するためにも、メンテナンスは経験豊富な新空調にご相談、お任せください!