業務用エアコンを販売業者から購入する際に、最も注意しなければいけないポイントとはどのような点なのでしょうか?
最も重要なのは、業務用エアコンの能力が十分であるかどうか?
ということです。
能力が足りなければ、業務用エアコンは、本来の役割を果たすことが出来ません。
業務用エアコンの能力についてですが、これは単純に広さだけを基準に選ぶことは出来ません。
あくまでも広さというのは、1つの目安なのです。
とくに店舗などに設置する業務用エアコンの能力には、注意が必要です。
入口の近くなどで、ドアの開閉が頻繁に行われるところや大きな窓があるところなどは、業務用エアコンの能力に余裕を持たせる必要があります。
広さだけで選んでしまうと、ドアの開閉や窓の開閉などによって一気に冷風、温風が流れ出してしまい、効率が悪くなるだけでなく、設定温度になかなかならないため、ずっと運転しつづけることになってしまいます。
電気代の無駄が多くなりますし、無理な運転が続くと故障してしまう可能性も高くなります。
飲食店の場合には、焼肉屋、お好み焼き屋、焼鳥屋など熱源がある場合にも業務用エアコンの能力に余裕を持たせないと、能力が足りずに、冷やしたり、暖めたりすることが出来なくなってしまいます。
一般のオフィスでは、熱源などは関係ないと思いがちですが、コピー機やパソコンなどのOA機器の台数が多いとそれだけ多くの熱が発生することになります。
その点にも注意をする必要があります。
このように、業務用エアコンは広さだけでなく、部屋の環境や、形状、熱源や自動ドア、窓などの有無なども含めて適切な能力を決めなければなりません。
これから、業務用エアコンを検討する際には、この点をしっかりと覚えておくようにしましょう。
業務用エアコンは、能力が適切でなければうまく機能しません。
また、適切な能力を持っている業務用エアコンでも設置場所や設置台数を間違ってしまうと、冷暖房の効きが悪くなってしまいます。
業務用エアコンを設置する際には、専門の業者としっかりと打合せをして適切な能力を持つ業務用エアコンを、適切な場所に設置するようにしましょう。
設置場所は部屋の作りなどによっても異なりますが、部屋の中央、隅などに設置するというパターンが多いです。
また、天井内に埋め込むタイプとそうでないタイプがありますので、天井のスペースがあるかどうかもしっかりとチェックしておかなければなりません。