業務用エアコンに限らず、様々な場面でリースという単語を耳にする機会はあるでしょう。
なんとなくリースという言葉は知っていても、どういうものか説明できる人は少ないのではないでしょうか?
そこで今回はリースがどういうものかについて詳しく解説します。
□そもそもリース契約とは何か?
リース契約とは、会社が業務用エアコンをはじめとした設備投資をする際に、その物件を購入するのではなく、リース会社から一定期間に渡って借りて利用する契約のことです。
リース契約の対象となるのが、一般的なオフィスであればコピー機や複合機、パソコンなどのI T機器やデスクなどの事務用品など様々なものが対象です。
営業用に社用車などもリース契約する場合もあります。
工場であれば産業機械などの大型機械もリース契約の対象となります。
つまり、会社で使用する様々な設備がリース契約の対象と言えるでしょう。
リース契約の特徴として、物件の所有権自体はリース会社が持っているため、物件を借りて使用するという点ではレンタルと同じですが、レンタルと違って長い期間に渡って使用し続けられるという特徴があります。
また、工事用の大型機械などは使用する仕事が頻繁に行われないため、使用する期間を絞ってリースで借りたものを使うという方が経済的にお得な場合もあります。
□リース契約をする流れとは?
ここまでリースとは何かについて説明しましたが、実際にリースはどのような流れで契約を行うのでしょうか?
リース契約を行う流れとしては、まずリースの引き合いといって希望する物件についての詳細をリース会社に知らせます。
次にリースを申し込みます。
この申し込みの際に、会社の経歴書や財務資料などの書類の提出が必要です。
その後、リース会社による審査が行われ、条件が整った場合にリース契約が締結となります。
リース契約が締結した後、契約したリース会社がサプライヤーに注文証を発行し、その後物件が納入されるといった流れです。
また、リースの期間満了後は引き続きその物件を利用できる再リースを選ぶか、または物件を返還するか選びます。
その際の再リースは前の期間のリースに比べて年間リース料が割安な場合が多く、一度契約を行っている会社なので契約もスムーズです。
□まとめ
今回はリースがどういうものかについて解説しました。
業務用エアコンをはじめ、リース契約は様々なものが対象となります。
また、リース契約によっては契約期間が異なったり、使用時の修理保証付きのものもあったりするので、使用目的に合わせたリース契約を結びましょう。