業務用エアコンの修理でよく聞かれるのが、故障してしまった場合に修理で直すか?
それとも新しいものに買い替えるのか?
ということです。
どちらにするかは、どのようなポイントで判断をすればよいのでしょうか?
そのポイントはいくつかあります。
まず、1つ目のポイントは保証期間内であるかどうか?
ということです。
メーカーの保証期間がありますので、その保証期間内であれば修理で対応するのがよいでしょう。
次に、設置してから何年経過しているか?
ということです。
一般的な業務用エアコンの耐用年数は約10~15年と言われています。
もちろん使用環境、状況によって異なりますが業務用エアコンが故障した場合には、設置してからどのくらい経過しているかを確認しておきましょう。
7~8年以上使用しているということであれば修理だけでなく、買い替えについても検討しておくのがよいでしょう。
ポイントは、あとどれくらいの期間使用することが出来るのか?
ということです。
一般的な耐用年数に近い、もしくは過ぎているなどという場合には、修理よりも買い替えを検討するべきです。
電気代についても大きなポイントになります。
今の最新の業務用エアコンと10年以上前の業務用エアコンでは消費電力に差があります。
昔の業務用エアコンの方が消費電力は多いため、無駄な電気代がかかってしまうということになります。
古い業務用エアコンを新しい業務用エアコンに買い替えるというだけでも無駄な電気代を大幅にカットすることが出来ます。
業務用エアコンの使用頻度が多くなる夏場などの電気代が高くて困っているという場合には、故障の程度に関らず、思いきって最新の機種に買い替えるというのもよいでしょう。
そうすることで、無駄な電気代を減らせます。
それから、チェックしておきたいのが故障した回数です。
業務用エアコンは、消耗品です。
そのため、長く使用すればするほど、故障が頻発するという傾向にあります。
故障が頻発しているなどの場合には、故障するたびに修理をしていると無駄な修理代がかかります。
故障回数が増えているという場合には、その故障の程度に関らず早めに最新機種に買い替えてしまった方がよいでしょう。
業務用エアコンが故障してしまうと、慌ててしまうものですが、修理で直すか?
それとも新しいものに買い替えるか?
はじっくりと考えてから答えを出すようにしましょう。