業務用エアコンを使っていたら、漏電ブレーカーが作動する
業務用エアコンの漏電ブレーカーの対策
業務用エアコンを利用していると、漏電ブレーカーが作動してしまうことがあります。ちなみに漏電ブレーカーとは、どこかしらで漏電が起きていた場合に作動するブレーカーのことであり、そこで管理している電源は全て落ちてしまうのです。
急に電気が落ちてしまったら大変です。
もし仕事場であれば、データが飛んでしまう恐れもあります。そうならないために、漏電ブレーカーが作動しないように対策しましょう。
業務用エアコンを利用したことで、漏電ブレーカーが作動するということは、何かしらの故障が起きているということです。そのため、対策としては修理に出すことが無難です。
ただ、壊れていないのに作動することがあります。
それは、梅雨の時期や雨が続いて湿気が多い時や落雷の時です。その場合は、あせらないで業務用エアコン専用ブレーカーをあげて使用できるか確認してみましょう。
ホコリ・油汚れの抑制
また業務用エアコンを利用するにあたり気を付けておきたいのが、内部にたまってしまうホコリ、あるいは油汚れです。
その状態で稼働し続けると、内部にカビやダニが繁殖し、それが風を通して人間に浴びるため、健康被害につながることがあります。
それを抑制するためには、定期的に内部を清掃してあげることが一番です。
特にフィルターは汚れがたまりやすい場所です。
取り外しをして、徹底的に洗浄してあげるとよいでしょう。
また内部に抗菌コートと呼ばれるものを利用することで、抗菌成分でコーティングされて、ホコリや油汚れがたまりにくくもなります。
ホコリや油汚れは、普通に使っていてもたまってしまいます。定期的なクリーニングが一番の抑制方法です。
室外機熱交換器の清掃
業務用エアコンは基本的に室内にある機器だけを見てしまいがちですが、室外機熱交換器も清掃した方がよいのです。
ただ誤解しないでいただきたいのは、室外機が汚れているからといって、内部に汚れた空気や物質が入り込んでくることはありません。
よって衛生面では影響はないのですが、実は冷房や暖房する時に影響を受ける時があります。冷房を使用する際、室外機は冷媒ガスに圧をかけて、その際に発生する熱を排気放熱しております。
しかし、室外機の熱交換器が汚れていると、その排気放熱が正常にできなくなることがあるのです。
だから、やはり室外機熱交換器の清掃は必要です。ホコリや髪の毛が詰まりやすいので、それらを定期的に取りのぞいてあげると、正常に稼働してくれます。
室外機の運転環境の改善
室外機は、もともと汚れることを想定して設計されており、また外に出しっぱなしにしているので、何かと軽視されがちです。
ただ、もし正常に運転しなければ、業務用エアコンの効き目が悪くなってしまうことがあります。
運転環境が悪くなってしまった場合は、早急な改善が必要となります。
また、室外機を定期的にメンテナンスすることで、節電の効果も現れます。無駄な過負荷がかからないため、業務用エアコンがスムーズに作動し、電気代をくうことがなくなります。
そこまでこまめに見てあげる必要はありませんが、年に2回程度はチェックするとよいでしょう。
グリルを開け、室内ファン・パネル回りを掃除機やウエスで清掃する。
もちろん、室内機の清掃も欠かせません。
業務用エアコンの清掃をするのであれば、まずは室内機から行いましょう。最初にグリルを開けて、ファンの周りとパネルの周りをきれいにすることから始めるとよいです。
利用する道具は掃除機やウエスで構いません。まずはフィルター周りのホコリやゴミなどをとってあげることで、ファンも正常に回転しますし、パネルから風も通りやすくなります。
一通り掃除機でゴミをすいとったあとは、水拭きとから拭きをしてください。
業務用エアコンといえども、一般の方でも十分に清掃は可能です。こうしてマメにきれいにすることが、故障することを防ぎ、長く活躍させることを可能にします。
特に、ファン周りとパネル周りは汚れがたまりやすく、室内に送る風にも影響していしまいます。
毎日快適な生活を送るためにも、是非定期的な清掃を心がけてください。