業務用エアコンを使用していると水漏れ被害にあうことがあります。
業務用エアコンから水が出てくると気になりますよね。
しかし、これには原因があるのです。
今回は、業務用エアコンの水漏れの原因と対策についてご紹介します。
□業務用エアコンから水漏れが発生する原因
業務用エアコンでは水漏れが発生することがよくあります。
古いものだと大量の水が出てくることもあるでしょう。
実は、水漏れには大きく分けて3つの原因があります。
以下で、それぞれについてご紹介するので、参考にしてください。
原因の1つ目は、配管が詰まっていることです。
これが、一番多い原因と考えられるでしょう。
業務用エアコンは空気を吐き出しますが、同時に吸い込みます。
そのため、吸い込む際に汚れも一緒に吸い込み、汚れがどんどん溜まり、配管を詰まらせてしまうのです。
原因の2つ目は、ホースが長いことです。
室内機から出る水を排出するためのドレンホースは、できるだけ短くする必要があります。
ドレンホースが長いと急なカーブを描いて取り付けられ、そのカーブの部分に汚れが溜まり、詰まりの原因になるでしょう。
原因の3つ目は、付け方が悪いことです。
家庭用のエアコンにもよくあることですが、手抜き工事により、水漏れしてしまうことがあります。
ドレンホースの付け方が勾配になっていないと上から下に水が流れなくなり、水漏れの原因になってしまうでしょう。
□業務用エアコンから水漏れが発生した際の対策
自分で業務用エアコンの水漏れを直す方法があります。
それは、ドレンホースの詰まりを直す方法です。
ドレンホースの詰まりを直すには、まず排水口をチェックしましょう。
排水口をチェックすると、以下の2つの状況になっていることがあります。
・ドレンホース排水口に枯れ葉のようなゴミが溜まっている
・ドレンホース排水口が水たまりに浸かっている
ドレンホース排水口がゴミによって詰まっている場合には、割り箸など細長いものを使用して、詰まりを取り除きましょう。
また、水たまりに浸かっている時には、ドレンホース排水口が浸からない程度に調整することで解決できます。
次に、ドレンホース内部の詰まりを解消していきます。
ドレンホース内部の詰まりを解消するには、掃除機と薄い布を用意しましょう。
そして、ドレンホース排水口に布を当てて固定し、布に掃除機を当てて吸い込みます。
そうすることで、詰まりが取れるはずです。
直らなかった場合は、ドレンポンプ関連の故障が原因かもしれません。
自分で修理できない場合にはプロに依頼しましょう。
□まとめ
今回は、業務用エアコンから水漏れが発生する原因と対策についてご紹介しました。
水漏れはメンテナンスを怠らない限り、あまり発生することは考えられません。
そのため、日々のメンテナンスを怠らないようにしましょう。