業務用エアコンの電源ブレーカーが落ちてしまうという場合には、修理が必要なのでしょうか?
結論から言えば必ず、点検、修理が必要です。
業務用エアコンの電源ブレーカーが落ちてしまうという場合には、危険ですのでブレーカーを切ったままにして専門の修理業者に点検を依頼しましょう。
最も考えられるのは、絶縁不良などによるトラブルが考えられます。
モーターやコンプレッサーの絶縁不良、基盤の不良などによって電源ブレーカーが落ちてしまうことがあります。
まず、このような場合には自分で対処することが出来ることはありません。
電気工事士の資格を持った人などに、まずは安全に電気を使用することが出来るかをチェックしてもらうことが必要になります。
また、ブレーカーが落ちる原因を特定してその部分の修理を行う必要があります。
また、日本では近年台風や大雨などが頻繁に発生しています。
これらによって電気系統の漏電などが発生してしまう場合もあります。
台風や大雨の後にブレーカーが落ちたという場合にはこれが原因の可能性が高いので、ブレーカーはONにしないようにしましょう。
ブレーカーを取り付けてからかなりの年数が経過しているという場合には、ブレーカーが故障してしまっているというという可能性があります。
経年劣化によるものです。
この場合には、ブレーカーを交換することで再び使用することが出来ますが、有資格者が行う作業となりますので、注意が必要です。
誰でもブレーカーを交換していいということではありません。
さらに、業務用エアコンには電源の他に、渡り配線がされているという場合が多いです。
この渡り配線がショートしているもしくは断線しているという可能性もゼロではありません。
このように、ブレーカーが落ちるという場合にはいくつかの原因が考えられますが、いずれの原因についても自分で修理をすることが出来るものはありません。
安全のためにも必ず専門的な資格、専門的な技術を持った人に点検を依頼するようにしましょう。
そのまま放置してしまうと火災などの事故につながってしまうという恐れもありますので、このようなトラブルが発生した場合にはすぐに修理業者に相談をしましょう。
修理が完了するまでは、絶対にブレーカーをONにしないようにしましょう。
無理やり入れてしまうと思わぬ事故やさらに状況が悪化してしまう可能性があります。