業務用エアコンは「消耗品」と呼ばれていますが、それは部品の交換や修理が定期的に必要になるからです。
では、業務用エアコンに使われている部品は、どのくらいの期間で交換または修理が必要となるのでしょうか?
重要なのは、「部品によって期間が異なる」ということです。
業務用エアコンに使用されている、主な部品の交換または修理の目安は、次のようになっています。
・圧縮機 20,000時間
・熱交換器 5年
・センサー(サーミスタや圧力センサー等) 5年
・ドレンパン 8年
・モーター(ファンモーター、ルーバーやドレンポンプなどのモーター等) 20,000時間
・電子基板類 25,000時間
業務用エアコンの修理で依頼の多い部品について挙げてみました。
時間や年数などそれぞれの部品によって目安は様々なのがわかります。
また、あくまでも目安なのでその目安よりも前に交換や修理が必要になるケースもあるのです。
業務用エアコンの中心部とも言える、「圧縮機」についてですが、目安は20,000時間となっています。
20,000時間と言われてもあまりピンとこないでしょうが、1日10時間使用すると仮定すると、約5.5年で目安に到達することになるのです。
モーターも同じように約5.5年で目安に到達することになります。
それから、「電子基板類」についてですが、目安は25,000時間です。
1日10時間使用すると仮定すると、約6.8年で目安に到達することになります。
もちろん、これは1日10時間使用すると仮定した場合の話しですので、使用する時間が短い場合や夏しか使わないケースではもっと年数が長くなるでしょう。
主要部品の交換または修理の目安について解説しましたが、全体的に見てみると設置してから約5年を経過すると部品の交換や修理が必要になるケースが増えると言えます。
事前に知っておくと、慌てずに済むでしょう。
業務用エアコンの修理費用は、故障内容や故障箇所、故障の程度によっても異なりますが高額になるケースもあります。
突然の高額な修理費用は、準備が難しくなるため、早めに故障に備えて修理費用を少しずつ準備しておくようにするとよいでしょう。
少しずつ貯めておけば、万が一の際にも安心です。
主な部品の交換または修理の目安については、業務用エアコンの取扱説明書などで確認できます。
業務用エアコンのトラブル・故障のご相談は、専門業者である新空調におまかせくださいませ。
新空調では、メーカーやタイプを問わず業務用エアコンの修理を行っております。
お客様からのご希望にあわせて、修理の日程や時間帯を調整することが可能です。
また、お客様からのSOSに対して、できる限り迅速に対応いたしますのでご安心くださいませ。
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