「業務用エアコンの運転を停止したのに、室内機のファンが回り続けている!」とお客様からご相談いただくことがあります。
たしかに、業務用エアコンの運転を停止したのに室内機のファンが回り続けていると、故障してしまったのではないか、修理が必要なのではないか、と不安になってしまうことでしょう。
しかし、結論から言えば、修理が必要である可能性は低いということです。
業務用エアコンの場合には、運転を停止した後でも、一定の間ファンが回り続けるようになっている機種もあるため。
運転を停止したのに、どうしてファンを回し続ける必要があるのかについてですが、カビや雑菌の繁殖を防ぐためです。
業務用エアコンの内部は、湿気が多く、カビや雑菌にとって非常に繁殖しやすい環境と言われています。
そのため、運転をすぐに停止してしまうと、カビや雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうので、内部を乾燥させて、少しでもカビや雑菌の繁殖を抑制しているのです。
すべての機種がこのように、運転停止後もファンが回り続けるわけではありませんが、乾燥させるために回り続ける機種があることを知っておきましょう。
設置している業務用エアコンが、運転停止後もファンが回り続けるタイプであるかどうかは、取扱説明書に記載されていることがほとんどです。
取扱説明書にて確認してみましょう。
また、取扱説明書をなくしてしまった場合でも確認する方法があります。
業務用エアコンのメーカーのホームページで機種名・品番などを入力することで取扱説明書をダウンロードできる場合がほとんどです。
ただし、すでに製造を終了しているものなどで、かなり昔の業務用エアコンなどについてはダウンロードできない場合もありますので注意しましょう。
室内機だけでなく、室外機のファンについても同様のことが言えます。
運転停止をしたのに、すぐにファンが停止しないことがありますが、これは故障しているわけではなく、スムーズに運転させるためにこのような仕様になっているということです。
業務用エアコンが故障した、あるいはいつもと様子が違う!などの場合には、新空調にお気軽にご相談くださいませ。
お客様からのSOSに対して、できる限り迅速に対応させていただきます。
業務用エアコンの状況を素早く確認し、故障しているか、修理が必要であるか、修理が必要であれば、どのような修理を行うかをご提案させていただきますのでご安心くださいませ。
業務用エアコンのトラブルは、専門業者である新空調が安心です。