業務用エアコンは、なるべく故障して欲しくないものですが、消耗品であるため使用年数が長くなればなるほど、故障してしまう確率が高まります。
とくに、夏場などは業務用エアコンが故障してしまうと大変です。
飲食店などの場合には、暑い中で飲食をするのはとても大変なので、売上が大きく下がってしまうということもあります。
出来る限り早く、修理をして欲しいというのが本音でしょう。
そこで、業務用エアコンの修理で多くお問い合わせ頂くことについてです。
「業務用の故障をすぐに修理出来るか?
」ということをよく聞かれます。
最初に答えを言うと、すぐに修理が可能な場合とそうでない場合があります。
また、状況によっては修理が不可能になってしまうということもあります。
部品の交換などが必要ない範囲の修理であれば、すぐに修理が出来るということが多いです。
例えば、ドレン排水が詰まってしまっている、冷媒ガスが漏れてしまっているなどの場合です。
原因がすぐに特定出来れば、修理もそれほど時間をかけずに行うことが可能です。
しかし、経年劣化などによって基盤が故障してしまい、基盤の交換が必要になるケース、その他部品の交換が必要になるという場合は、すぐに修理をすることが出来ないことがあります。
メーカーから、修理に必要な部品を取り寄せてから修理を行うことになるので、日数がかかります。
土、日、祝日、大型連休などが入ってしまうと、部品の取り寄せに時間がかかることがあり、修理までに日数がかかってしまうことがあります。
状況によっては、修理が出来ないという場合もあります。
メーカーでは業務用エアコンの修理に必要な部品を保有している期間があらかじめ決まっています。
メーカーによって異なりますが製造中止から約10年間です。
それを経過すると、修理に必要な部品が手に入らなくなってしまいます。
修理に必要な部品がないと、修理が出来ないので、買い替えるしか方法がなくなります。
また、故障の程度が大きく、修理をしようとすると高額な修理費が発生するという可能性もあります。
まず、業務用エアコンが故障してしまったという場合には、専門の修理業者に故障の内容を伝えて、出来るだけ早く見てもらうようにしましょう。
その際には、修理が出来るかどうか?
修理が出来る場合には、どのくらいの費用で出来るのか?
ということを確認してから、修理を正式に依頼しましょう。
修理費用を確認しないまま、修理を依頼してしまうと後で、高額な費用を請求されてしまい困ってしまうということがあります。
必ず、修理費用については確認をしておきましょう。
口頭で、金額のやり取りをしてしまうと、証拠が残らないので、必ず見積書などを貰うようにするのがおすすめです。
そうすることで、後で高額な費用を請求されるなどのトラブルを未然に防ぐことが出来ますよ。