業務用エアコンを販売している国内メーカーには、ダイキン工業、三菱電機、三菱重工、日立、パナソニック、東芝などがあります。
業務用エアコンの取り付け工事費はそれぞれのメーカーによって異なるのでしょうか?
結論から言うと、メーカーによって取り付け工事費用が大きく異なるということは基本的にありません。
しかし、業務用エアコンのタイプによっては工事費用が異なります。
また、設置する場所の状況によっても工事費用は異なります。
業務用エアコンのタイプには色々なものがあります。
一般的によく知られている、天井埋込カセット形や天井吊形、床置形、壁掛形の他にも厨房用などのものがあります。
業務用エアコンのタイプは、本体が天井に埋め込まれるタイプと本体が完全に露出するタイプに分類されます。
この2つのタイプでは、本体が天井に埋め込まれるタイプの方が、本体が完全に露出するタイプよりも取り付け工事費が高いのが一般的です。
取り付け工事費用を少しでも抑えたいという人は、本体が完全に露出するタイプがおすすめです。
このタイプとしては、天井吊形、床置形、壁掛形などが代表的なものとして挙げられます。
最初に、メーカーによって取り付け工事費用は変わらないという話をしましたが、同じ能力、同じタイプの業務用エアコンでもメーカーによって本体価格は異なります。
ときに、最初に挙げたメーカーの中で価格が高いと言われているのがダイキン工業です。
ダイキン工業は国内だけでなく、海外でも多くの販売実績のあるメーカーです。
品質が高く、人気があり、価格も他のメーカーよりも高めですがおすすめです。
アフターサービスや種類の豊富さでも優れています。
価格の安いメーカーを選びたいという場合には、ダイキン工業よりも東芝の業務用エアコンが良いでしょう。
他のメーカーとしても比較的価格が安いのでこちらもおすすめです。
安いからと言って、品質が劣るなどということはなく、省エネ性などにも問題はありません。
アフターサービスの充実度などでは、ダイキン工業よりも劣りますが、安く導入したいと考えているのであれば、東芝の業務用エアコンが良いでしょう。
取り付け工事費用は、メーカーによって変わるということはありませんが、業務用エアコンの本体価格にはメーカーによって差があるので、それぞれのメーカーの価格を比較して検討してみることをおすすめします。