業務用エアコンの取り付け工事に関する相談で、多いのが、「取り付け工事を行う際には、休業しなければならないのか?」というものです。
これは、状況によって異なると言えるでしょう。
例えば、店舗などで取り付け工事を行うという場合には、安全面に配慮して行う必要があります。
事前に依頼者の都合や時間帯などに配慮して工事を行うのが一般的ですが、どうしても状況によっては1日、もしくは半日など休業をしてもらう必要がある場合もあります。
業務用エアコンの取り付け工事についてですが、全体的な作業時間は標準で約6~8時間と言われています。
当然ですが、この台数が増えれば作業時間も伸びますし、既存の業務用エアコンとの入れ替えとなるとその撤去作業、冷媒回収作業の時間などもかかるので、さらに時間がかかることもあります。
店舗の場合には、影響の少ない時間帯、例えば開店前、開店後などを使って作業を行う、1日ではなく何日かに分けて作業を行うなどして、なるべく店舗を休業しなくて済むように配慮してくれる業者がほとんどです。
業務用エアコンの取り付け工事の際に、店舗を休業する必要があるかどうかは、現地調査の際に、取り付け工事を行う業者とよく相談するようにするとよいでしょう。
それから、店舗やオフィスで業務用エアコンの取り付け工事を行う際に覚えておきたいのが、物などが置かれているという場合には物を移動させてもらう必要があるということです。
簡単に移動させることができるものであれば、取り付け工事を行う業者の方で移動することができますが、パソコンなどが置いてある、機械などが置いてある、その他物がたくさんおいてあるなどの場合には、取り付け工事の当日までに移動をお願いするという場合もあります。
こちらについても現地調査の際に、邪魔になりそうなものがあるか?
移動する必要があるかどうか?
を確認しておくようにするとよいでしょう。
業務用エアコンの取り付け工事の際に、休業する必要があるかどうかについては、それぞれの状況によって異なるということです。
状況によっては、半日、もしくは1日休業してもらうという必要がある場合もあります。
これから、店舗やオフィスなどに業務用エアコンを設置する予定があるという人は、ぜひ覚えておくようにするとよいでしょう。
業務用エアコンの取り付け工事は、スピードではなく安全性が大切です。