業務用エアコンの取り付け工事の際やその前の段階で行われる、現場調査には立ち会いが必要なのか?
という問い合わせを頂くことがありますが、結論から言えば必要です。
なぜ、現場調査や業務用エアコンの取り付け工事の際には立ち会いが必要なのでしょうか?
これは、一言で言えば「トラブル防止のため」です。
まず、現地調査では、現場の確認を行いますが、まずは依頼者と一緒に業務用エアコンの設置場所の確認を行います。
あ なぜ、一緒に確認を行うかというと、非常にトラブルが発生しやすいからです。
打ち合わせと実際の取り付け場所が異なるなどのトラブルは、全国的に耳にします。
設置場所が違うと後で移動させるのはとても困難です。
トラブルが発生しないようにするためにも、依頼者と一緒に設置場所を確認するということが大切です。
また、打ち合わせと実際の取り付け場所が異なるなどのトラブルはなぜ発生するのでしょうか?
これは、打ち合わせに来た人間と、施工する人間が異なるために起こるケースがほとんどです。
よくあるのが、打ち合わせに来た人間が下請けの業者などに工事をやらせるというもの。
そうすると、下請けの人間には打ち合わせの内容が伝達されていないので、違う場所に設置してしまうなどのトラブルが起こります。
このようなトラブルを防止するためにも、現場調査や業務用エアコンの取り付け工事の際には、立ち会いが求められるのがほとんどです。
依頼者に設置場所などに間違いがないかどうかを確認してもらいながら作業を行います。
現場調査や取り付け工事に立ち会う必要があるというのは、わかったけれど、どのくらいの時間かかるの?
と不安に感じる人もいるでしょう。
現場調査については、一般的に約30~60分かかります。
また、業務用エアコンの取り付け工事を行う際には、設置する台数や状況、環境などによっても大きく異なりますが、約6~8時間かかります。
取り付け工事の際の立ち会いについてですが、とても長い時間がかかりますので、ずっとその場に立ち会っているという必要はありません。
設置場所の確認などができれば、後は完成後に問題がないか確認するだけです。
何か確認が必要になった場合には、確認をされるでしょうが、それ以外は業者に一言言えば、外出しても問題はありません。
ずっと見ていなければならないということはありません。
これから、業務用エアコンの取り付け工事を検討している人は、現場調査や取り付け工事の際には、立ち会いをする必要があるということを知っておきましょう。