業務用エアコンの取り付け工事についてですが、室内機と室外機を設置したら、それで終わりというわけではありません。
業務用エアコンの取り付け工事では、必ず試運転まで設置業者が行わなければなりません。
試運転なんてしなくてもよいのでは?
もったいないし、やらなくていいよ!そう考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、業務用エアコンの試運転は必ずやらなくてはなりません。
そもそもなぜ、試運転を行うのか?
についてですが、正常に問題なく運転するかどうかを確認するために行います。
試運転は、季節などにもよりますが、基本的には冷房で行います。
冷房で試運転を行い、部屋の中がしっかりと冷えるかどうか?
風量や風向などがしっかりと操作出来るか?
異音や異臭などがしないか?
などをお客様と一緒に確認します。
この試運転を行った際に問題があれば、そのまますぐに対処するようにします。
試運転の際には、お客様にリモコンの操作方法なども伝えるようにするのが一般的です。
説明書があるから何もしなくてよいということではなく、取扱説明書に従って正しい操作や正しい使用方法などを伝えるのが取り付け工事を行う業者の仕事です。
ほとんどいないとは思いますが、業務用エアコンの取り付け工事を行った際に、試運転を行わずに帰る、操作方法などを説明しないという業者には注意しましょう。
試運転を行わないと、正常に設置されているかどうか?
正常に運転することが出来るのかどうかがわかりません。
試運転を行わないような業者に、取り付け工事を依頼するのは絶対にやめた方がよいでしょう。
業務用エアコンはとても貴重なものですし、店舗や会社でとても重要な物になります。
いい加減な施工を行ってしまうと、想定していたよりもずっと短期間で使えなくなってしまうなどということになってしまいます。
取り付け工事は試運転を含めて最後まで、しっかりと責任を持ってやってくれる業者に依頼するようにしましょう。
取り付け工事を依頼する業者を選ぶのは、なかなか難しいかと思いますが、口コミなども参考にしながら判断するようにするとよいでしょう。
それから、施工実績がどの程度なのか?
ということもチェックしておくようにするとよいでしょう。
施工実績があまりないというところだと、不安になってしまうものです。
不安があれば、業者などに確認して信頼出来るかどうかを判断してから契約をするようにしましょう。