業務用エアコンの取り付け工事を業者に依頼する場合、最初にどのくらいの費用がかかるのかを把握するために、見積書の作成を依頼します。
業者からもらった見積書の項目を見てみると、「試運転調整費」という項目があります。
この、「試運転調整費」とはどのようなものなのでしょうか?
また、これは必要な費用なのでしょうか?
初めて業務用エアコンの取り付け工事を依頼するという場合には、このようによくわからない費用、本当に必要なのかがわからないものなどが多いでしょう。
わからない場合には、業者に確認することが大切です。
試運転調整費とは、取り付け工事終了後に、実際に業務用エアコンを運転するのにかかる費用のことになります。
冷媒配管の長さや設置する機種によっては、冷媒ガスを追加で入れるというケースもあります。
試運転調整費については、必要な費用と言えます。
業務用エアコンの取り付け工事終了後には、必ず試運転を行います。
この試運転は、依頼者はもちろんですが、取り付け工事を行った業者にも大きな意味があるのです。
依頼者側は、正常に業務用エアコンが運転するかどうか、またその際に正しい操作方法なども業者から教えてもらうことになります。
正常に運転しているかどうかしっかりとチェックしておきましょう。
取り付け工事を行った業者も正常に運転をしているかどうか、しっかりと冷風が出ているかを確認します。
温度計を使用して、きちんと温度が下がっているかを測ることもあります。
業務用エアコンの試運転は、依頼者と施工業者が、問題がないかどうかを一緒に確認するという作業です。
この試運転の際に、問題があった場合には、すぐにその場で施工業者に修正をしてもらう必要があります。
業務用エアコンは、取り付ければ終わりというものではありません。
使用環境、使用頻度などにもよりますが、10年近くは使用するものですので、試運転の際に問題があるか、ないかはしっかりとチェックしておきましょう。
また、他に気になる部分などがある場合には、その場で業者に確認をするようにすることが大切です。
業務用エアコンの取り付け工事なら、取り付け工事保証のある新空調がオススメ。
初めて、業務用エアコンの取り付け工事を依頼する場合でも安心です。