店舗や事務所などに、業務用エアコンの取り付けを検討している人は多いでしょう。
業務用エアコンの取り付け工事には多くの費用がかかります。
また、業務用エアコン本体を購入するのにもまとまった資金が必要となるため、出来るだけ出費を抑えたいと考えるのが一般的です。
業務用エアコンにかかる費用を抑えるために、新品の業務用エアコンではなく、中古の業務用エアコンの導入を検討する人もいるようです。
たしかに、中古の業務用エアコンを設置すれば新品の業務用エアコンを導入するよりもずっと費用を抑えることが出来ます。
しかし、理解しておきたいのは新品の業務用エアコンでも、中古の業務用エアコンでも取り付け工事の費用はそれほど変わらないということです。
新品と中古のものでは、業務用エアコン本体の価格には差があります。
当然ですが、新品の方が高く、中古の方が安くなっています。
ですが、取り付け工事にかかる費用については、新品であるか?
中古であるか?
はまったく関係ありません。
取り付ける業務用エアコンが、中古だからということで費用が安くなるということはありません。
中古の場合で、注意しておきたいのが基本的にどのくらい使用することが出来るのかが不明であるということです。
新品であれば使用環境などにもよりますが、約10年程度は使用することが出来るでしょう。
しかし、中古ではあと何年使えるのかがわからないため、せっかく安く購入しても数年程度で使えなくなってしまうということも十分考えられます。
費用がかかるのは、購入する時、取り付けの時、そして撤去する時です。
もしも中古のものが故障してしまい他のものに変えるという場合には、取り外すのにも費用がかかるということを理解しておく必要があります。
業務用エアコンにかかる費用を抑えるために、中古を選択するというのは悪い事ではないのですが、総合的に考えてみると中古を選ぶというのは多くのデメリットがありますよ。
おそらく、多くの人は、中古であれば取り付け工事にかかる費用も抑えられると考えているでしょうが、そのようなことはないので注意しましょう。
選ぶ際には、本体の価格、取り付け工事の価格も考慮してから決めるようにしましょう。
デメリットを理解したうえで購入しましょう。
これから、導入する予定があるという人は、しっかりと考慮してから決めましょう。