業務用エアコンの取り付け工事で、最も懸念されるのが、取り付け工事費用がいくらかかるのか?
ということでしょう。
業務用エアコンの取り付け工事費用は、それぞれの環境、設置する業務用エアコンの能力、種類などによって大きく異なります。
業務用エアコンの取り付け工事で、どのような場合に費用が高くなるのでしょうか?
よくあるケースとしては、室内機と室外機の設置場所が離れているというケースです。
業務用エアコンは一体型のものを除くと室内機と室外機にわかれています。
そして、この室内機と室外機を電線や冷媒配管などで接続しています。
この距離が遠くになればなるほど、冷媒配管や電気配線の長さが必要になるため、費用がどうしてもかさんでしまいます。
例えば、建物の2階や3階などに室内機を設置して、1階に室外機を設置するなどというケースです。
このような場合には、どうしても冷媒配管、電気配線、ドレンパイプなどを通常よりも長く使用することになるので、取り付け工事にかかる費用は高くなりがちです。
室内機と室外機の距離が遠くなると、費用がかさむので、設置することが出来る場所が他にないか?
を探しておくのも非常に重要です。
室外機をどこに置くか?
というのが大きなポイントになります。
室外機の置き場所が高い場所しかないという場合にも費用がかかります。
室外機は家庭用の数倍以上の重さがあります。
そのため、1人で持ち上げるということは出来ません。
とくに、高い場所などに設置するとなると安全性を考慮して、クレーンなどを使用して吊り上げるという形になります。
クレーンを自社で所有しているところはあまりないので、クレーンを手配しなければならなくなります。
そうなると、その分の費用もかかるので、結果的に、取り付け工事にかかる費用は高くなってしまいます。
業務用エアコンの取り付け工事では、見積りをする前に必ず業者が現地を確認しに来ます。
その際には、室内機と室外機をどこにおけばよいか?
最も効率の良い場所はどこか?
などをしっかりと決めておくようにしましょう。
業務用エアコンの取り付け工事の経験が豊富な業者であれば、最も効率の良い場所を提案してくれます。
取り付け工事に関する希望などがあれば、業者が現地を確認しに来た時に、しっかりと確認しておくようにしましょう。
これから、業務用エアコンの取り付け工事を考えているのであれば、どのような場合に、費用がかかるのか?
を知っておくとよいでしょう。