業務用エアコンの取り付け工事では、一般的に現地調査を事前に行っています。
現地調査とは、簡単に言えば業者が設置場所を事前に下見するということです。
この現地調査は、非常に重要な意味を持っています。
現地調査を行わずに、いきなり取り付け工事を行うと様々なリスクが生まれてしまうでしょう。
では、具体的に現地調査を事前に実施しなかった場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?
次のようなリスクが考えられます。
・追加費用が発生してしまうリスク
・専用電源がなく、運転ができないリスク
・予定していた工期で工事が終わらないリスク
まず、最も大きなリスクとしては追加費用が発生してしまうリスクです。
通常は、事前に現地調査を実施します。
そのため、配管ルートや必要な配管・配線の長さなどを確認していますので、追加費用が発生するということは、それほどありません。
ですが、現地調査を事前に行っていなかった場合、追加費用を請求されることになるでしょう。
業務用エアコンの取り付け工事では、室内機と室外機の設置場所やタイプ、その他環境などによって大きく費用が変わります。
ですから、必ず事前に現地調査を行い、正確な見積書を作成してもらいましょう。
次に懸念されるのが、専用電源についてです。
皆さんは、業務用エアコンを動かすのに必要な電源についてご存知でしょうか?
もしかしたら、家庭用エアコンと同じように近くにコンセントがあれば動かせると勘違いしている人もいるかもしれません。
ですが、業務用エアコンの電源は、単相電源もしくは三相電源となっています。
設置場所の近くにコンセントがあるかどうかは、重要ではありません。
それよりも、専用の電源が引き込まれているのかが非常に重要となります。
現場に必要な電源が引き込まれていないという場合には、業務用エアコンを運転させることができないのです。
電力会社への申請手続きや電気工事などが必要になるケースもあります。
専用電源が引き込まれているかどうかは、現地調査を行えば業者側がしっかりと確認してくれるので安心です。
それから、もう1つ大きなリスクが予定されていた工期で終わらない可能性があるということ。
例えば、新規取り付けだと聞いていたのに、既存の業務用エアコンの処分も依頼されるという場合などです。
このようなケースはあまりありませんが、現地調査を行わないと聞いていた話と違うということも起こります。
そうすると、予定していた工期内に工事が終わらなくなってしまう場合があるのです。
ここまで、解説してきたように現地調査を行わないと様々なリスクがあります。
取り付け工事を依頼するのなら、事前にしっかりと現地調査を行い、見積書をきちんと提示してくれる業者を選びましょう。
業務用エアコンのことなら、専門業者である新空調におまかせください。