業務用エアコンの取り付け工事では、業者から「点検口を取り付けたい」と言われることがあります。
依頼者からすると、「なぜ、点検口が必要なのか?」「わざわざ天井を開口するのはなぜなのだろうか?」と疑問に感じる人も多いでしょう。
結論から言えば、取り付け工事の際に点検口の設置を行うのは「設置後のメンテナンスを容易にするため」です。
点検口とは、簡単に言えば天井内の状況を確認するためのもの。
さらに、点検・修理・メンテナンスなどでも非常に重要な役割を果たしています。
点検口が設置されていれば、そこから内部の状況を確認できますが、設置されていない場合、天井内の様子がわからないため、点検・修理・メンテナンスなどが困難になってしまうことがあるのです。
皆さんは、業務用エアコンは1度設置してしまえばそれで終わりと考えるかもしれませんが、長く使用するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスを容易に行うには、点検口の存在が非常に重要となります。
それから、業務用エアコンの故障として多いのが「水漏れ」です。
何かしらの原因で、本来外に排出されるべきドレン水が排出されずに、天井や床などに漏れ出してしまうというもの。
このような水漏れなどの際の点検や修理などにも点検口は非常に役立ちます。
その他では、「冷媒ガス漏れ」もよく起こるトラブルです。
冷媒ガス漏れの場合、冷媒配管の接続口部分から起こることが多いのですが、点検口があるか、ないかによって点検・修理のしやすさが大きく変わります。
点検口があった方が、ない場合と比べてはるかに点検や修理がしやすいのです。
ここまで解説してきたように、天井に点検口を取り付けるのは、メンテナンスを容易にするためということ。
ですから、現地調査の際に業者から点検口を取り付けたいと言われたら、設置場所等をしっかりと決めたうえで取り付けを許可するのがよいでしょう。
点検口があるか、ないかで設置後のメンテナンスに大きく影響するためです。
ただし、業務用エアコンのタイプによっては点検口が必要ない場合もあります。
現地調査の際に業者とよく確認しておきましょう。
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