業務用エアコンの取り付け工事で忘れてはいけないことがあります。
それは、コーキングです。
コーキングという言葉は、あまり聞き慣れない言葉ですが、とても重要です。
このコーキングとは、簡単に言うと隙間に水などが入らないようにするために、コーキング剤で充填することです。
業務用エアコンの取り付け工事では、隙間が出来てしまうということがあります。
これは主に室外機を設置するという場合です。
配管を入れるための化粧カバーを取り付ける際などに壁との間に隙間が出来てしまいます。
その隙間をそのままにしておくと、水が浸入してしまいます。
大きさによっては小動物などが侵入してしまうということもあります。
このような状況をそのままにしてしまうと、劣化や故障などにつながってしまう恐れがあります。
そのため、このような隙間の部分には必ずコーキングを行います。
コーキングをすることでこの隙間を埋めることが出来るのです。
ただし、業者によってはこのような作業を面倒くさがってやらない、手抜きをしてしまうということがあります。
業務用エアコンの取り付け工事において出来た隙間については、必ずコーキングをしておくのが重要です。
コーキング剤はカラーがいくつかあります。
通常は、外壁の色にあわせて選ぶもしくは、コーキングが目立たないようなクリアのもので行います。
コーキング剤は、よくシリコン系のものが良く使われます。
コーキング剤については、原料によって耐久性なども違いますし、価格も異なります。
覚えておくとよいでしょう。
入れ替えなどの場合で、前の配管の後が残ってしまうという場合についても、隙間をコーキングで埋めるという場合があります。
パテと呼ばれる粘土のような物を詰め込むという場合もありますが、しっかりと隙間をなくすためには、コーキングをするのが確実です。
このような隙間については、どのようにして埋めるのか?
ということを事前に業者に確認しておくようにするとよいでしょう。
何も言われていないということであれば、隙間を埋めるように伝えるとよいでしょう。
業務用エアコンの取り付け工事を依頼してやってもらったけれど、隙間が出来ていてそのままにされているという場合には、ホームセンターで購入することが出来るコーキング剤を購入してコーキングをしておくとよいでしょう。
数百円程度で購入することが出来るので、もしもそのような場合には、自分でコーキングをしてしまうのもおすすめです。