業務用エアコンの取り付け工事では、「転倒防止対策」が非常に重要と言われています。

転倒防止策とは、業務用エアコンの室外機が転倒しないようにするために、金具やワイヤーなどを使い対策を行うことです。

業務用エアコンの室外機は、家庭用のエアコンの室外機よりも重く、室外機だけで100ｋｇ前後の重量があります。

重量だけを聞けば、「転倒防止対策は不要なのではないか？」と思ってしまう人もいるでしょう。

しかし、様々な理由から「転倒防止対策は必要」です。

その具体的な理由は、次のようなもの。

・台風や地震などによって転倒する可能性があるため

・転倒によって、怪我をする場合があるため

・転倒によって、室外機や配管等が損傷してしまう恐れがあるため

・損傷した場合、高額な修理費用が必要になる、入れ替えが必要になる場合があるため

 

転倒防止対策をしていなかった場合、台風などによる強風、地震などによって室外機が転倒する可能性があります。

転倒した場合、近くに人がいれば怪我をする、最悪の場合には命を奪ってしまう可能性もあるのです。

また、転倒した場合には室外機や接続している冷媒配管が損傷してしまう可能性があります。

室外機が大きく損傷してしまった場合、最悪交換が必要になるのです。

しかし、業務用エアコンは室外機だけを交換することは物理的にかなり難しくなっています。

通常は室内機と室外機で1つですので、室外機だけの販売などは行っていません。

つまり、室外機の交換が必要になる場合には、全体を入れ替えることになってしまうのです。

そうなれば、高額な費用が必要となるでしょう。

 

保険などに入っていれば、ある程度の損失をカバーできますが、保険に入っていなかった場合には大きな出費となってしまいます。

冷媒配管が損傷した場合には、配管を入れ替えるだけでなく、配管の損傷によって漏れ出してしまった冷媒ガスをチャージしなければなりません。

こちらも、高額な修理費用がかかってしまう恐れがあります。

 

このように、業務用エアコンには様々なリスクがあるのです。

こういったリスクを少しでも減らすためには、室外機の転倒防止対策は非常に重要となります。

日本は、自然災害が多い国と言われていますので、いつ自然災害が起きてしまうかわかりません。

そのようなリスクにしっかりと備えるためにも、転倒防止対策は必須と言えるでしょう。

工事前に行われる現地調査の際には、施工業者にしっかりと転倒防止対策を行うのかを確認しておくのがおすすめです。

 

業務用エアコンの取り付け工事のことなら、専門業者である新空調が最適。

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豊富な経験・高い技術を活かして、お客様の大切な業務用エアコンを安全に、綺麗に取り付けます。

もちろん、室外機の転倒防止対策もおまかせください。

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