業務用エアコンの運転をしている際に、部屋の中が冷えない、暖かくならないなど効きが悪いと感じることがあります。
業務用エアコンの効きが悪いと感じる場合には、修理が必要なのでしょうか?
この場合には、修理が必要な場合と、修理が必要でない場合があります。
よく起こりがちなのが、フィルター部分が目詰まりを起こしているという原因で、効きが悪くなっているというパターンです。
フィルターが目詰まりを起こしていると、効きが悪くなります。
フィルターを外し、フィルターが汚れていないかチェックしてみましょう。
汚れている場合には、綺麗に清掃してから再び業務用エアコンを運転してみて、変化があるか確認してください。
フィルターの目詰まり以外では、室外機の前に物が置かれている場合なども効きが悪くなります。
室外機の前や周辺などに物が置かれていないか、チェックしてみましょう。
もしも、置かれている場合には、すぐに移動させましょう。
また、部屋の中に大きな熱量を発するものがあるという場合には、業務用エアコンの効きが悪くなる場合があります。
これは飲食店であれば、鉄板などがあります。
このような大きな熱量が発するものがあると効きが悪いと感じることがあります。
さらに、業務用エアコンの近くに大きな窓やドアがあるという場合には、それが開けたままになっていないかチェックしてみましょう。
開けたままにしておくと、そこから、冷風や温風は外に流れ出てしまうことになりますので、業務用エアコンが効かないと感じることがあります。
これらをチェックしてみても、大きな問題がないという場合には、修理が必要な可能性があります。
業務用エアコンの効かない原因で多いのが、冷媒ガスが不足してしまっているということです。
冷媒ガスが一定の量よりも不足してしまうと、冷やす、暖めるということができなくなってしまいます。
このような場合には、自分で修理を行うことはできません。
漏れている部分の特定、修理を行った後で、冷媒ガスをチャージしなければなりません。
最初に挙げたチェックポイントに異常がないという場合には、修理が必要な可能性が高いので、早めに修理業者に点検、修理を依頼するようにしましょう。
修理が必要かどうかは、まずは1度現場を見て、業務用エアコンをチェックしてみないとわかりません。
業務用エアコンを運転している際に、いつもと違う、効きが悪いと感じたら、まずは自分でチェックしてみましょう。
それでも改善されない場合には、業者に相談するようにするのがおすすめです。