業務用エアコンで、頭に入れておきたいのが、修理が必要になった場合の料金は故障の程度によって異なるということです。
わかりやすく言えば、3段階に分けることが出来ます。
大中小の3つです。
この大中小の3つの中で大が最も修理代が高くなるものとなり、小は修理代が安くなります。
大の修理代は、10万円以上かかるというケースが多く、中の修理代は10万円未満、小であれば1~2万円前後で修理を行うことが出来ます。
業務用エアコンの修理において、大に分類されるのは、コンプレッサーの交換、冷媒ガス漏れ、熱交換器の交換などが挙げられます。
これらの修理では、どうしても修理代が高額になってしまいます。
とくに、コンプレッサーは業務用エアコンの中心部分です。
この交換が、必要であるという場合には10万円以上の出費を覚悟しておく必要があります。
中に分類されるのは、基盤の交換、ファンもしくは、ファンモータの交換、水漏れ修理などが挙げられます。
これも業務用エアコンの修理の中でよく起こる故障です。
これらの修理の場合、業者や状況などによっても異なりますが、修理代が10万円以上になるということはほとんどありません。
小に分類されるのは、温度センサの不良、リモコン交換、ルーバーの異常などが挙げられます。
これらの場合の修理代金は1~2万円前後で修理をすることが出来る場合がほとんどです。
業務用エアコンの故障でよくあるものを、3つに分類して紹介しましたが、この金額というのはあくまでも目安なので、実際の修理代はこの目安の金額よりも上下するので、注意しましょう。
業務用エアコンの修理を専門の業者に依頼するという場合には、まずは修理業者に点検をしてもらい修理にどのくらいの修理代が必要になるのか見積りをもらうようにしましょう。
故障してしまったということで、パニックになってしまうと金額も聞かずに修理を依頼してしまい、後で高額な修理代を請求されてしまい困ったなどということにもなりかねません。
修理を依頼する前に、正式な見積りを依頼して、どこの部分でどのような修理が必要なのか?
いくらで出来るのか?
修理が完了するまでにどのくらいの日数がかかるのか?
などを必ず確認しておくようにしましょう。
このように、事前にしっかりと確認をしておくようにすると、あとでトラブルにならずに済みますよ。
ぜひ、業務用エアコンを使用している人は、参考にしてみてください。