業務用エアコンが故障してしまっているという場合には、まずはメーカーや修理業者に依頼して修理を検討するというのが一般的です。
しかし、どのような場合でも修理をするのがベストというわけではありません。
場合によっては、業務用エアコンを修理するよりも、新しい業務用エアコンに買い替えるというのがベストの場合もあります。
では、どのような場合に新しい業務用エアコンに買い替えるのがベストと言えるのでしょうか?
まず、買い替えるのがベストと言えるのは、業務用エアコンを設置してから10年以上経過しているという場合です。
この場合には、軽度の修理であれば修理で対応することも考えられますが、基本的には買い替えがベストと言えるでしょう。
その理由についてですが、まず10年以上経過しているという場合にはすでに業務用エアコンの寿命を迎えている可能性があるためです。
そのため、仮に修理をしてもまた再び他の部分が故障してしまい、修理費用がかさんでしまうという可能性があります。
さらに、修理するための部品の保有期間が終了していて修理をするための部品が取れずに、修理が出来ないということも考えられます。
また、10年以上前の業務用エアコンと現在の業務用エアコンを比較してみると、消費電力が大きく異なるという場合がほとんどです。
もちろん、現在の業務用エアコンの方が省エネです。
そのため、業務用エアコンを入れ替えるだけで、約6~8割程度電気代をカットするということも出来ます。
さらに、業務用エアコンの故障でダメージが大きい場合も買い替えを検討した方がよいでしょう。
ダメージが大きいとは、どのようなことを言うかというと、業務用エアコンの心臓とも言える、コンプレッサー交換などが必要となる場合です。
コンプレッサーの交換が必要な場合には、業務用エアコンの能力などにもよりますが、数十万円以上の修理費用が必要になってしまう場合があります。
修理に何十万円もかけるのであれば、新しい業務用エアコンに買い替えてしまう方がよっぽどお得と言えるでしょう。
業務用エアコンが故障してしまった場合には、基本的には修理で対応するのが一般的ですが、ここまで説明してきたように場合によっては買い替えの方がよいという場合もあるのです。
ぜひ、知っておきましょう。
買い替えか修理で対応するかはしっかりと費用面からも考えておきましょう。