業務用エアコンが故障してしまった場合には、専門的な知識と技術を持つ修理業者に修理の依頼をするのが一般的です。
付き合いのある業者や設置した業者に依頼するケースが多いですが、知り合いの業者がいない、設置した業者がいない場合には、製造したメーカーに修理を依頼することも可能です。
製造したメーカーであれば、製品についても詳しいですし修理するための部品も持っているので、安心だと考えている人が多いでしょう。
ただし、気をつけておきたいのがメーカーに修理を依頼する場合には、必ず出張費がかかるということです。
これは、どこのメーカーであっても変わりません。
出張費は、サービスエンジニアを派遣した場合に発生します。
状況を確認してもらった結果、買い替えなどで修理をしなかった場合でもこの出張費は発生するということに注意が必要です。
実際の修理を行ったかどうかには関係なく支払いの義務が発生するのです。
この出張費についてですが、これはメーカーや地域によっても異なります。
例えば、離島などの場合にはそれにかかる実費を負担することになってしまいます。
一般的には、約1.5~2.5万円くらいかかります。
1人あたりの出張費がどのくらいかかるのかについては、依頼をするメーカーに確認するようにしましょう。
業務用エアコンの修理をメーカーに依頼する場合に、かかる修理費用は主に3つのもので構成されています。
その3つとは、技術料、修理に必要な部品代、出張料というものです。
この3つを合せて修理費用となります。
また、業務用エアコンの設置状況や修理内容によってはサービスエンジニアが2人以上になる場合があります。
人数が増えた分だけ出張料が加算されるという点にも注意が必要です。
そのような場合だと修理費用が10万円以上になるというケースも珍しくありません。
このように、業務用エアコンというものは故障した部分や、設置している状況などによって修理費用が大きく異なるということです。
そのため、修理をするという場合でもかなりの金額が発生してしまうことがあり一定の期間以上、使用しているという場合には思い切って新しい製品への買い替えも検討してみるべきでしょう。
修理費用と比較してもそれほど大きな差がなければ、新しいものにした方が、色々な面で安上がりとなるケースが多いです。
どちらがよいのかは、専門の業者に相談してみるのもよいでしょう。