業務用エアコンの修理でよくある故障部分とは、どのような部分なのでしょうか?
まず、知っておきたいのが業務用エアコンは永久に使えるものではないということです。
必ずどのようなメーカー、どのような機種であっても使っていくうちに劣化していくことになります。
業務用エアコンの修理でよくあるトラブルには、以下のようなものがあります。
・水漏れ、ドレン詰まり ・基盤故障 ・冷媒ガス漏れ ・ファンモータの交換 ・リモコン交換 ・コンプレッサー交換 業務用エアコンの修理依頼の中でも最も多いのが、水漏れ、ドレン詰まりというものです。
これは、本来は外に排出されるべき水が室内機から溢れてしまい、水漏れが起きているという状態です。
そのまま放置してしまうと、水漏れによって天井の補修などが必要になってしまうということもあります。
そのようなことにならないようにするためにも、水漏れが起きた場合には、すぐに専門の業者に修理を依頼しましょう。
また、水漏れについては家庭用のバケツなどを下におきとりあえず応急処置として、水を回収することが出来るようにしておくとよいでしょう。
また、業務用エアコンの室内機には、内部にたまった水を抜くための栓があります。
応急処置としてその栓を外せば中にたまっている水を排出させることが出来ますが、中の水が一気に出てくるので注意しましょう。
無理やり行う必要はなく、専門の業者が来るのに時間や日数がかかるという場合のあくまでも緊急時の対処法となります。
修理についてですが、修理が出来る場合と出来ない場合があるということを知っておきましょう。
修理が出来ない場合とは、例えば業務用エアコンを設置してから10年以上経過している場合で、修理に必要な部品が取り寄せられないなどの場合です。
修理に必要な日数もそれぞれの故障部分によって異なります。
水漏れや冷媒ガス漏れの修理であれば通常1日程度で修理が完了します。
しかし、基盤の故障、ファンモータの交換、リモコン交換、コンプレッサー交換などについては代わりの部品、商品などを手配してからの修理となるため修理が完了するまでに日数がかかるという場合があります。
具体的にどのくらいの日数がかかるのかは、修理を依頼する業者に聞いておくようにするとよいでしょう。
夏場などの場合には、専門の業者は修理の依頼が多く混雑してしまうため、業務用エアコンの不具合があるという場合には、早めに相談するようにするのがおすすめです。